カモのいるRVパーク「南きよさと」

※ 本データは2014年8月現在のものです

 

 RVパークには、ときどきマスコットのような動物が挨拶にやってくる場所がある。
 先だって訪れた「RVパークおだぎりガーデン」では、駐車スペースに入るやいなや、ヤギが「メェー」とばかりに歓迎してくれた。

▼ 「おだぎりガーデン」のヤギ

 今回訪ねた「RVパーク 道の駅 南きよさと」では、アイガモ軍団の歓待を受けた。
 受付で、RVパークを利用するための申し込みを終え、給水のために池の手前にある水道の蛇口にクルマを寄せたときのことだ。

 「あなた誰? ここに何しに来たの?」
 と、ばかりにカモの軍団が近寄ってくるではないか。
 総勢10匹。
 よちよちと内股で歩きながら、
 「グヮッ、グヮッ、グヮッ …… 」
 と好奇心まる出しで、殺到してくる。
 しかも、タイヤの内側まで入り込もうとするから、クルマを移動させるときには神経をつかう。

 スタッフに聞くと、5日ほど前に人にもらったカモたちなんだという。
 「池のほとりに巣を作ってあげたんですけど、そこでおとなしくしているわけでもなく、朝晩エサを求めるために歩き回るのでしょうが、その行動範囲が意外と広くて、実は、手を焼いているのです」
 とのこと。
 人間に慣れているので、平気で人に近づくし、通行の邪魔になることもあるらしい。

 ま、そうは言われても、カモ軍団の行進は、見ている限りは面白くて飽きない。
 先頭のカモが、くるりと首を回して行き先を定めると、後続のカモたちもいっせいにそれに続く。
 「グヮッ、グヮッ、グヮッ …… 」
 見事な隊列をつくって、リーダーの後を懸命に追いかける。

 人の姿を見ると、きょとんと見上げ、
 「こいつは害がなさそうだな」
 と判断すると、いっせいに駆け寄ってきて、くちばしで足をつつき始める。
 逃げると追いかけてくるし、まぁ、カモに慣れない人は、確かに「うるさい」と思うかもしれない。
 こちらは、足をつつかれるのは平気だったが、給水場所からRVパークエリアにクルマを移動するときに、轢いてしまうのではないかと気をつかった。
 
 しかし、このカモ軍団。
 観光客には人気があるらしく、小さな子供はカモの群れを見つけて大喜び。
 ファミリーでカモの行進を眺めている観光客が後を絶たなかった。
 うまく飼いならしていけば、ぜったいこの「道の駅」のペットとして人気を集めること請け合いだ。

▼ これは、それから3ヶ月後に写した画像。最初は敷地内をきままに闊歩していた軍団だが、野生動物などに捕獲されないように、今までは池の一部に囲いが作られて、その中に保護されている。


 
 本題から逸れた。
 で、お盆明けに長期の休みをもらい甲州、信州、木曽路、軽井沢などを回る旅に出て、その1泊目がこの「RVパーク 道の駅 南きよさと」だった。

 

 ここに宿泊したのははじめだったが、ロケーションが素晴らしい。
 RVパークエリアに指定された場所も広く、そこから南アルプスが遠望できて、空間的な解放感は抜群。
 トイレ棟は100mぐらい離れているが、な~に陸上選手なら10秒そこそこで走りきれる距離だ。
 自動販売機もすぐそばにあるので、夜中に冷たい飲み物が欲しくなっても、クルマから10mほど歩けば手に入る。

 

 RVパークだけあって、もちろん電源完備。
 電源代は1泊500円。自分のクルマを止めたい場所を選んで、その電源キーさえ確保すれば、あとは「要予約」と書かれた三角コーンを駐車スペースに置くだけで自由に出かけることができる。
 
 
 
 食堂 (レストランほたる) もあるので、食事の心配もない。
 蕎麦類、ラーメン、ソースかつ丼などのメニューがそろっているが、メインメニューは「清里カレー」。
 約60年前、アメリカ人のポール・ラッシュさんという人が、この清里高原で酪農・野菜の栽培などの開拓支援を行い、そこで収穫された食材を使って、ポールさんが独自のカレーを作ったのがこの清里カレーの起源だとか。

 地元産のソーセージ、ベーコン、さらに季節に応じた直売所の野菜やフルーツなどを素材にしたカレーメニューがずらりと並ぶ。
 ちなみに、下のベーコン・ソーセージカレーは1,100円。

 食堂にはテラス席もあって、ここからの眺めも素晴らしい。
 目の前の池にはさまざまな鯉が気持ちよさそうに遊泳し、旅に疲れた眼をいやしてくれる。


 
 レストランの脇はケーブルカーの発着所があって、山の上にある「花の森公園」までスルスルと登ることができる。
 それには乗らなかったが、山頂には展望台があるほか、手作りピザが楽しめる石窯や農場体験のできる施設などがそろっているようだ。


 
 

 産直市場は朝の8時半からオープン。
 地元の新鮮野菜を中心に豊富な食材が並ぶ。


  
 とにかくこのRVパークは遊べる施設がそろっていて、ファミリーにはうってつけ。
 スタッフに尋ねると、夏休み中の土日は、RVパークの全エリアがほとんど埋まっていたという。
 リピーターも多いというから、このRVパークの人気のほどがうかがえる。

 ただし、場内の施設がみな夕方5時ごろには一斉に閉まってしまうのが難点。
 5時が近づくと産直市場も、レストランも、土産物ショップも、珈琲・ソフトクリームコーナーも、みなバタバタと店じまいを始める。
 RVパークの申し込みも、5時ごろには終わらせておいた方がいいようだ。

 しかし、RVパークを出て須玉インター方向に下れば、ドライブインやコンビニがたくさん連なっているので、夕食が食べられなくて困るということはない。

 いちばん近い温泉は、RVパークから5分ほど走ったところにある「たかねの湯」。
 露天風呂はないが、内湯からの見晴らしもよく、泉質もよいので入浴後の肌がすべすべして気持ちがいい。

 「たかねの湯」の休館日は水曜日。
 そのときは、20分ほど北に走ったところにある「パノラマ温泉」がお薦め。
 JR小海線の「甲斐大泉」駅より歩いて3分。
 “パノラマ温泉” というだけあって、きっと昼間は南アルプスの山々や富士山が展望できるのだろう。(夜に行ったから何も見えなかったけど … )。

 結局、「RVパーク南きよさと」には2泊した。
 1泊目は、コンビニで買ったグラタン、おにぎりなどをつまみに、70年代R&Bを聞きながら、焼酎で楽しむ。
 2泊目は、スーパーで買った半額の刺身と豚汁などをつまみに、昭和歌謡を聞きながら、ウィスキーを飲む。

RVパーク 道の駅 南きよさと

所在地 : 山梨県北杜市高根町長沢760番地
アクセス : 中央道 須玉ICから国道141号を清里・小諸方面へ車で約12km。長坂ICからは主要地方道路32号を高根町方面へ走り、国道141号を北上。
電話番号 : 0551-20-7224 (平日8:30~17:00)
利用料金 : 1泊 1,000円/1台(トレーラー含む)
利用可能台数 : 5台
利用可能車両サイズ : フルコン、セミフルコン、バスコン、キャブコン、バンコン、キャンピングトレーラー
ホームページhttp://www.alps-hs.co.jp/minamikiyosato.html

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