リトル・ドラマー・ボーイ

 
 今日はクリスマス。
 といっても、盛り上がるのは、その前夜のイブの方で、キリストの誕生に取り立てて思い入れを持たない日本人の場合は、クリスマスの当日になると、もうその次の正月行事の方に関心が行ってしまうようです。

 しかし、いちおう本日が、 “めでたい日” の本番なので、皆様に何かをプレゼントしたいと思うのですが、しょせんblogなもんで、物をお送りするわけにはいきません。
 で、せめて音楽など。

 今回はとっておきの “クリスマス・ソング” を。
 それは、「リトル・ドラマー・ボーイ」 という曲なんですね。

 皆様、ご存知でしたか ? この曲。
 メロディーを聞くと、「あ、これどこかで聞いたことがある」 と思う人は多いのではないでしょうか。

 ただ、今日になるまで、私はそのことを知らなんだ。
 これが、クリスマス・ソングであったことを。
 皆様が知っていたなら、それは私の無知をさらけ出すことになってしまうんですが、クリスマス・ソングというと、「ジングルベル」 とか、「赤鼻のトナカイ」 ぐらいしかすぐには思い浮かばない私めなどは、こういう曲があったとは知らなかったな。

 もっとも最近の人にとって、クリスマス・ソングといえば、山下達郎の 「クリスマス・イブ」 、ワムの 「ラスト・クリスマス」 、あるいは、ユーミンの 「恋人がサンタクロース」 、稲垣潤一の 「クリスマス・キャロルの頃には」 というところなんでしょうな。

 世代の違いのゆえなのか、私なんぞは、それらの曲は 「曲としての見事さ」 は認めるけれど、クリスマスとは結びつかないんですな。

 もっとも、小さい頃にどういうクリスマスを迎えてきたということにもよるんでしょうけれどね。
 私の (もうとっくに死んでしまった) 母親なんぞは、無類の 「クリスマス好き」 でしたから、無宗教のクセに、イブの日はどこかの教会でやっているミサなんかを探し出してきて、聞きに行っていました。

 だから、そういう場所で聖歌隊が歌う 「歌」 なんかが、私にとっての 「クリスマス・ソング」 でした。
 母親が 「クリスマス好き」 になったのは、たぶん戦争で物資の少ない青春時代を送っていたために、クリスマスの飾り付けの豪華さに非日常的なものを感じ、胸を高鳴らせていたのではないかと思います。

 おっと、「リトル・ドラマー・ボーイ」 の話でしたね。

 この曲が、クリスマス・ソングだと分かったのは、このblogにもときどきコメントを送っていただくサミーさんが、「クリスマス・プレゼント」 ということで、個人宛メールに音楽仲間の相棒だというピアニストの演奏を張ってくれたからです。

 演奏そのものは、いわゆるSmooth Jazz の系列に入るもので、教会のミサなどとは関係なく、夜景の見えるラウンジのバーカウンターなどで聞くのが合いそうな演奏でしたが、これが無類に気持ちのよい音でした。
 
 で、改めてこの曲に興味を感じ、ネットで確かめてみると、「クリスマス・ソング」 だと分かったわけですね。

 う~む …… 。
 ひとつ利口になったぞ。
 
 … ということで、YOU TUBE で拾って、皆様にもご紹介。
 といっても、いろいろなミュージシャンがカバーをしているので、どれを取り上げればいいのか迷ってしまいます。
 なんだかんだといって、次のような人たちが歌っているんですよ !!

 フランク・シナトラ
 ジャクソン・ファイブ
 ボブ・ディラン
 ボブ・シガー
 ニール・ダイヤモンド
 ホイットニー・ヒューストン
 ライオネル・リッチー
 デヴィッド・ボーイ&ビング・クロスビー
 ジョニー・キャッシュ&ニール・ヤング

 ネットで調べてみると、ハリー・シメオンというアメリカの音楽家が,同じく宗教音楽作曲家のキャサリン・デイヴィスとヘンリー・オノレイティの二人の協力を得て、1958年につくった曲 … とのことでした。
 当時アメリカで大ヒットし、その後、世界のクリスマス・ソングの定番に入ったとか。

 歌詞をたどると、クリスマスになっても教会にお金を寄付することのできない貧しい少年が、お金の代わりに自分が太鼓を叩き、その音を神様に捧げたという話のようです。

 では、今日は、デヴィッド・ボーイ&ビング・クロスビーの歌でどうぞ。
 そうとう昔のことですが、この二人が歌っているバージョンだけは、FMラジオから流れているのを耳にしたことがあります。
 当時、精神病院に入っている少年が太鼓を叩く 『ブリキの太鼓』 という映画が話題になっていて、その映画のテーマと関係ある歌なのかな ? などと思っていたわけですが、どうやらとんだ勘違いのようでした。
 
 とてもいい歌です。
 クリスマスとは関係なく、いつでも聞ける歌のように思えます。


 
 
参考記事 「山のクリスマス」
 
参考記事 「小説・天然クリスマスツリー」
 
 

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リトル・ドラマー・ボーイ への4件のコメント

  1. サミー より:

    ウヮ!!
    モノスゴく素早いブログ対応、ビックリしました!
    確か昨日の今日ですよね?
    ビング・クロスビーとディヴィット・ボウゥイーのクラシカルなページ、イイですねぇ。
    それにしても、私の相棒 James Malone の演奏が張られていないのは?
    何か個人メールという事でご遠慮いただいたのかしら?
    James は御ブログに ”Jimmy 登場” を楽しんだと思うのですが、、、。

    以下、個人的なご挨拶になるとしたら恐縮なのですが。

    この一年、御ブログを楽しませて頂きました。
    御ブログから、実にいろいろな啓示と教示を受け、終生勉強の機会を頂きました。
    自分より若年より教えられる事、 AWESOME!!
    又、折りに触れて拙い出来の私を取り上げていただいたこと、深く感謝いたします。
    Chief editor 町田と、又、共に御ブログを楽しまれた皆様、
    これからも宜しく!
    良き新年をお迎えください。

    サミー

    • 町田 より:

      >サミーさん、ようこそ
      James Malone さんの演奏は素晴らしいのですけれど、残念ながら、blogへの画像の貼り方が分かりませんでした (汗 !!)。 YOU TUBEにでも落としてあれば拾えるのですが …。

      サミーさんには、今年は本当にいろいろとお世話になりました。
      日本ではチェックできない数々のアメリカンRVの映像、官能的なイタリアンエキゾチックカーの画像、動物たちの不思議な生態 … そんな数々の情報をお教えいただき、そのどれにも目を見張る思いでした。

      もちろんご専門である音楽関係に関しても、ネットの海底に埋もれた貴重な報から、日本では紹介されたことのないアーチストの最新情報に至るまで、様々なものをご紹介いただき、そのたびに大いなる刺激を受けました。
      さらには音楽理論の基礎知識のようなものまでご指導いただき、とても勉強になりました。

      今更ながら、世の中のレア情報をたぐり寄せてくるサミーさんのアンテナ感度の鋭さには驚嘆するばかりです。
      こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

      それでは、良いお年を。
       

  2. クボトモ より:

    Merry Christmas ! 町田さん
    Merry Christmas ! サミーさん
    よいお年をお迎えください。

    • 町田 より:

      >クボトモさん、ようこそ
      今年1年、いろいろなコメントをお寄せいただき、ありがとうございました。
      また来年もよろしく。
      良いお年をお迎えください。
       

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