トラベルデポ忘年会

 
 今年の最後のキャンプとして、この21日~22日の2日間、「第一回トラベルデポ忘年会」 に参加してきました。

▼ トラベルデポの小林康之社長 (写真中央)

 「トラベルデポ」 というのは、レンタルモーターホームを使ってアメリカ・カナダを回る旅を企画している会社です。
 「ツアーなどのお仕着せスケジュールに拘束されず、自分の運転するモーターホームで自由に北米大陸を回ってみたい」
 という夢を抱いたとき、どんな旅をしたいのか、どんな場所を回ってみたいのかという相談に乗ってくれて、モーターホームのレンタルの仕方、宿泊場所の予約などを現地スタッフと連絡を取り合ってアレンジをしてくれます。 

 実は私も、トラベルデポ小林社長の誘導のもとに、2008年にグランドキャニオンやモニュメントバレーを回るモーターホームツアーを楽しんできました。30フィートのクラスCを振り回すのははじめての経験でしたが、そのくらいのサイズの車両を使ってこそ便利さを実感できる、アメリカ大陸の広大さというものを知りました。

 さて、今回の忘年会。
 トラベルデポさんのアレンジしたアメリカ・モーターホーム旅行を経験したお客さんを軸に、BCヴァーノン (元アイシー・トレックス開発モーターホーム) 愛好家を中心に構成されているTAS (トレイル・アドベンチャー・スピリット) 」 の有志が集まった合同キャンプとなりました。
 トラベルデポさんのアレンジで昨年アメリカをレンタルモーターホームで回った谷口弘佳さんが、TASの副会長を務められているからですね。

 当日は、その谷口さんが運転するBCヴァーノンC24、トラベルデポの旅行経験者である藤田さんが乗るドリーバーデン25などの大型モーターホームがフリーサイトを埋め尽くし、ちょっとした北米 “RVパーク” の様相を示しました。(写真下)
 
 
 
 なんといっても、会場そのものが、輸入モーターホームディーラー 「ニートRV」 さんが運営・管理する千葉県の 「宇筒原 (うとうばら) ふれあいセンター・オートキャンプ場 (Utoubara RV Park) 」 。モーターホーム文化が根付いた場所ともいえるわけですね。
 10台ほどのモーターホームがずらりと並んだ情景は、なかなか壮観です。 

 この宇筒原キャンプ場は、平成5年に廃校となった地元の小学校の分校跡地を利用したもので、当時の子供たちが勉強した校舎、体育館、校庭などがほぼ原型を保ったまま残されているのが特徴です。
 ノスタルジックな雰囲気をたたえた木造校舎のたたずまいに、ふと自分が同じような小学校に通っていた頃の記憶が重なりました。(写真下)
 
 
 
 夕方5時頃から、屋外でバーベキューパーティーがスタート。
 焚き火の火が熾され、豪華な牛肉、脂の乗ったイベリコ豚、新鮮な野菜類が網の上で焼かれます。(写真下)

 食材を用意されたのは谷口さん。
 調味料に使われる岩塩、胡椒、ソースに至るまで、日本では手に入りにくい海外ブランド。
 なにしろ、谷口さんご夫妻はアウトドア料理の達人。食材の選定から、調理に至るまでプロ級。高級レストランの味を、野外で、しかもリーズナブルな料金で仕上げる豊富なノウハウをお持ちの方です。(写真下 2007年5月撮影) 
 

 この当日に味わったミネストローネスープのうまいこと ! うまいこと !!
 翌日、鍋に残ったミネストローネスープに、キャンベルのクラムチャウダースープを足した特製スープは絶品でした。
 こんな美味しいスープを飲んだのははじめて。(写真下)

 

 21日 (土) の夜は、輸入モーターホームのメンテナンスで定評のある 「クラフト」 で営業部門を統括されている戸川聰さん(TAS顧問 元アイシー・トレックス代表)も参加。モーターホーム旅行の楽しさ、さらには「アジアハイウェイ 1号線」を使って、日本からトルコのイスタンブールまでを走るTASのキャンプツーリングの計画などを熱く語っておられました。(写真下 中央が戸川氏。その右隣がトラベルデポ小林氏)

 楽しいお話を披露されたのは、4年前にトラベルデポのアレンジで、40日間かけたアメリカ横断を楽しまれた70歳代のご夫婦とそのお仲間。(写真下 左側)。
 トラベルデポのお客さまで、ロサンゼルスからニューヨークまでの旅行をされたはじめての方々だそうです。
 
  
 
 「なにしろ、ニューヨークで西海岸からのレンタルモーターホームを乗り捨てにするというのは、はじめてのケースらしいんです」
 と、そのご主人は語ります。

 「だから、本当に乗り捨てが可能なのか、ニューヨークに着いて少し心配していたところ、手続きする事務所を出たところで見知らぬ男たちが寄ってきて、“あのモーターホームには不具合がないか ? しっかり運転できるか ? ” と尋ねてくるんですよ。
 どういうことかな ? と身構えていたら、私たちの乗ってきたモーターホームを買うために待っていた業者さんたちだったんですね。
 つまり、レンタカーの乗り捨てではなくて、別の業者がその車を買う手はずが整っていたんです。
 なんていうことはない。私たちはただの “陸送屋” だったわけ (笑) 」

 このご夫婦が旅されたとき、日本から一緒に参加した人数が 7名。
 「モーターホームで向こうのRVパークに泊まると、すぐ周りの人たちと仲良くなるんですが、1台の車に 7名も乗っていたということで、向こうの人たちはビックリするんですよ。というのは、アメリカのモーターホーム利用者はたいがいシニア夫婦 2人だけじゃないですか」
 … と、そのご主人が思い出話を続けます。

 「我々の乗ったモーターホームから、3人目の大人が外に出てくるだけでも、向こうの人にとっては珍しいんですね。
 それが、1台の車から4人、5人、6人と続けざまに姿を現すと、みんな手品でも見ているような目になってくるわけ。
 7人目が出てきたときは、“日本人は魔法を使うのか !? ” って、腰を抜かしているのね (笑) 」
 
 そんな楽しい話が夜遅くまで続いた 「トラベルデポ忘年会」 。
 皆様、本当にありがとうございました。

▼ 記念の集合写真
 
  
 参加者たちに別れを告げて帰る途中、「里見駅」 で小湊鐡道の列車を撮影することができました。(写真下)
 
 
 
 「里見駅」 は、ドラマ 『東京タワー ~オカンとボクと時々オトン』 のロケ地として使用された駅。2010年にはインテルのCM 『僕と彼女と彼女のパソコン ~ 出会い』 篇や、2012年の武富士のCMにも登場した駅だそうです。
 古めかしい木造平屋の駅舎が、なんともいえない風情を醸し出していました。

 
 
  
参考記事 「モーターホームでアメリカを走る」 連載第 1回 ~ 14回まで

参考記事 「Mr.モーターホーム (戸川聰氏の半生記) 」

参考記事 「モーターホームサービス工場 『クラフト』 展示場」
 
参考記事 「小学校を利用した宇筒原キャンプ場」
  
 

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トラベルデポ忘年会 への4件のコメント

  1. motor-home より:

    町田さん、
    今回の『忘年会イベント』、お忙しいところご参加いただき有難うございました。久しぶりにいろいろとお話しができて楽しかったです。

    また、戸川さん、谷口さん、TASの皆さんも本当に気さくな方々で、BCヴァーノンの車内や機器類の説明もしていただき、戸川さんのBCヴァーノンへの想い&こだわりがぎっしり詰まったモーターホームということが分かり、一気にヴァーノンの虜になってしまいました(笑)。次は絶対にBCヴァーノンですね!

    ▼私のブログでもアップしました。是非、またご一緒させてください!
    http://motor-home.shumilog.com/?p=1487

    • 町田 より:

      motor-home さん、ようこそ
      こちらこそ、お声掛けいただきまして、誠にありがとうございました。
      TASの方々も、またトラベルデポさんのお客さまたちも、とても親切で、しかもお話が面白く、時が経つのを忘れてしまいました。
      このような、世代や生活経験の異なる方々が、 “モーターホームの旅” という共通項を軸に、思い思いの話題を交換されるというのはとても有意義なことであると感じました。

      このイベントは今回初回ということですが、今後はきっと大きな実りあるイベントに成長していくことでしょう。
      楽しみにしております。
      来年もよろしくお願い申し上げます。
       

  2. guchi3 より:

    町田さん
    お世話になりました。
    千葉までの道のりは長かったですが、楽しく思い出深いキャンプになりました。
    RVパークのお話や、音楽に関しての町田さんの情報量の多さと独自の目の付け所は、いつもながらお聞きして楽しかったです。
    お友達も音楽に対する思い入れが凄く、お話して非常に楽しいかったです。
    浅学の私が酔いに任せて話した内容をうまく受け止めていただいたので、調子に乗ってべらべらとしゃべってしまい、あとから思い出し冷や汗が止まらない心持でした。
    車の中には、ギターやウクレレ等色々な武器を仕込んでいたのですが、時間がなく町田さんにぶっ放すことができず非常に残念でした。
    そちらにもお伺いすることがあると思いますので、ぜひ又遊んでやってください。

    • 町田 より:

      guchi 3 さん、ようこそ
      こちらこそ、お世話になりました。
      RVパークに対するご意見、また音楽に対する聞き方・接し方など多様な話題に飛びながら、そのどれに対しても勉強させていただいたのはこちらの方です。
      特に、「何を持って演歌と定義するか」 というお話は、ほんとうに興味深く拝聴いたしました。素晴らしいですね。
      同行した友人も、guchi 3 さんの音楽談義の深さ、そして人の気持ちをぐいぐいと乗せていく話術の “芸” には本当に感心しておりました。
      友人も楽器を弾く人間ですので、お二方で奏法の話や音色の話になっていくと、正直、私のような単なるリスナーは、ただただ感心して聴き惚れるばかりです。

      もちろん、お料理もたいへん美味しく頂戴いたしました。
      1年の最後を飾るキャンプイベントとしては申し分ないものであったと感動しております。
      来年も良いお年をお迎えください。
       

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