NHKのキャンピングカー番組の視聴率が歴代5位を記録

  
 この日曜日 (2013年7月7日) に、NHK総合テレビの 「サキどり↑」 という番組にちょこっと出演させていただきました。

 テーマは 「キャンピングカー」 。
 タイトルは、
 『おトクで快適! 軽キャンパー 夫婦ふたりでぶらり旅! 』

 番組では、この 7年間の自動車の保有台数の推移を見て、一般の乗用車は 5%しか増えていないのに、キャンピングカーは61%も増えているという事実に注目。その理由やキャンピングカー人気の分析、さらにはキャンピングカーが伸びることによる意外な経済効果などを多角的に捉えた構成になっていました。

 それを 「 “専門的な立場” から解説する」 というのが私の役目であったのですが、新しい商品のトレンド分析やマーケット解析などにも突っ込む番組とも聞かされていたので、正直、依頼を受けたときは、ちょっとビビッてしまいました。

 しかし、ご相談に来られたディレクターの話をうかがうと、日本経済の中での位置づけみたいな専門的な分析は必要ないとのこと。
 「キャンピングカー販売が伸びてきたことの背景を、購入者の心理から解きほぐしたり、RVパークの意義などをさらりと述べてほしい」 ということでした。

 それならば … とお引き受けして、ぶっつけ本番でビデオ撮りに臨むことに。

 当日、打ち合わせのときに、ナビゲーターのジョン・カビラさん、小林恵子アナ、プロデューサー、ディレクターの方々と一緒に、すでに編集を終えたドキュメンタリー部分のVTRを拝見する機会を得ました。

 このVTRの作りが緻密でびっくり。
 軽キャンピングカーに乗って、2人旅を楽しむご夫婦の密着取材。
 そのキャンピングカーを開発している工場 (オートショップアズマ) の製作風景の紹介。
 それらが、臨場感あふれる映像とともに、簡潔明瞭な解説を加えられ、小気味よいテンポで流れます。

 制作されたディレクターの話では、このVTRの編集にいちばん苦労されるとか。
 なにしろ、一人に 1 時間以上カメラを向けて談話を取っても、放送できる時間は、そのうちの20秒から30秒程度。
 談話のなかで、どれを取り出せば話がスムーズにつながるのか。その取捨選択にずいぶん頭を悩ませるという話でした。
 

 ▲ RVパークたまがわ

 VTRの後半は、日本RV協会が進めている 「RVパーク」 の紹介。
 RVパークとは、全国の道の駅などを中心に開設されている 「有料を前提に電源サービス/ゴミ処理などを行ってくれるキャンピングカー専用休憩施設」 のことで、この7月現在、全国で9ヵ所オープンすることになっています。

 番組では、そのRVパーク 1 号目としてRV協会より認定された山口県・萩市の 「RVパークたまがわ」 を現地取材して、同パークの管理者から話を聞き、RVパークがしっかりした収益構造になっていることを確認。
 さらには、萩市のRVパークの利用者を対象にして、自分の割烹店に送迎サービスをする業者さんなども紹介し、同パークが地域の産業を活性化させる起爆剤になった例をまとめていました。

 そこで場面はスタジオに切り替わり、2台の軽キャンピングカーが登場。
 1台は、バンショップミカミさんの 「テントむし T-po」 。
 もう1台は、コイズミさんの 「かるキャン」 。

 この2台。
 それぞれ前日の夜10:00過ぎの搬入になったとか。
 なにしろ、クルマなどが通ったこともない狭い通路を、延々と手で押してのスタジオ入りだったそうで、まさに軽キャンピングカーでなければ不可能な計画だったようです。
 それでも、通路にはみ出た荷物を片付けながらの移動になったため、入口からスタジオに入れるまでに 2時間もかかったとのことでした。
 
 こうしてスタジオに 2台並んだ軽キャンピングカー。
 「テントむし」 の前には、見上社長が …。そして 「かるキャン」 には宮田部長が隣りに立って、それぞれ自車のコンセプト、使い方などを説明されていました。

 そのあとが、私も一緒に参加するトーク部分の収録。
 なにしろ、ナビゲーターがジョン・カビラさん、そして私の隣にはタレントの千原せいじさん。
 お二人とも、私にとってはテレビの神様みたいな人たちですから、まずそんな人たちと “対等 ! に” お話できる場にいること自体、夢みたいな話です。

 けっこう上がってシドロモドロになっちゃうかな … とも心配しましたが、やはり進行役のジョン・カビラさんの誘導が見事。
 さらには、人の気持ちをリラックスさせる千原せいじさんのトークに助けられ、なんとか自分に向けられた質問には答えることができました。

 私がしゃべったのは、軽キャンピングカーの実用性、経済性などのほか、「RVパーク」 の意義、そしてその経済波及効果などについてでしたが、実際に番組として構成されたものを見てみると、実にうまく編集されていました。

 カットするところは、ばっさりとカットしながら、話が小気味よくつながっていく。
 私の話のなかで放送で使われたところは、撮影中に話した内容の4分の 1 程度。
 なのに、ほとんどのテーマがその短い時間に凝縮されているんですね。

 まぁ、鮮やかなものです。
 「トーク番組の編集というのは、こういうふうに行われるのか !! 」
 ということが分かり、そうとう勉強になりました。

 ちなみに、今回のキャンピングカー特集。
 担当のディレクターの方にあとから話をうかがったところ、視聴率は8.6%。これは 2年半ほど続けてきた同番組の中では、歴代 5位ぐらいの高視聴率だったそうです。
 「キャンピングカーに多くの視聴者の方が興味を持っている様子がよくわかりました」
 と、ディレクターの方も喜んでおられました。

 なお、この番組の感想も募集されているようです。
 興味のある方は、こちらも → 「サキどりカフェ」

 また、当日の放送内容の概要は、こちらを → 7月7日放送分

 ※ 記事中に挿入した画像は、バンショップミカミの見上社長が撮られたものです。この場を借りて御礼申し上げます。
 
 
 関連記事 「 『 NHKサキどり ↑ 』 でキャンピングカー特集」
 
 

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NHKのキャンピングカー番組の視聴率が歴代5位を記録 への4件のコメント

  1. クボトモ より:

    番組観ました!
    ぼくは町田さんを拝見するのが初めてだったのですが、
    とてもダンディな方だったのですね。
    お話も上手ですし、とてもテレビ慣れされているなぁと感じました。
    ところで、3月に古いピーズクラフト製エルグランドのキャンパーを入手しました。
    この半年、密かに愛読していた町田さんのブログの影響が大きいです(笑)
    念願のキャンピングカーライフのスタート!と夢がふくらんでおりました・・
    が、この4ヵ月まだ1泊もしておりません。
    家族のノリがどうにも今ひとつだったのです。
    しかし、「サキどり」を家族みんなで観ておりましたところ、
    「この夏はどこかへ行こう!」と突然、妻の方から前向きになってくれました。
    番組に出演されていたご夫婦の楽しそうな様子が後押ししてくれたようです。
    私にとって有益な番組となりました。
    町田さんに感謝。ありがとうございます。

    • 町田 より:

      クボトモさん、ようこそ
      コメント、どうもありがとうございます。
      >>「とてもダンディな方」 …
      とんでもない !!

      いやぁ、自分でも放送日はテレビで観ていたんですけど、最初のカメラが私の後ろから回ってくるんですね。
      … したら、頭の後ろに “奇妙なライト” が当たっている。
      わ、なんだ ?
      … と思ったら、ちょうど後頭部の薄くなったところがくっきりと。

      でも、奥様が番組を見て、「この夏はどこか行こう ! 」 とおっしゃってくださったというのは、素晴らしいことですね。
      私の出演した番組が少しでもお役に立てたのだとしたら、とても光栄なことです。

      この夏はぜひ素晴らしいキャンピングカー旅行を楽しんでください。
       

  2. motor-home より:

    町田さん
    番組拝見させていただきました。今年中に『RVパーク』が30か所になるというのには驚きました。すごい勢いですね。後はアメリカのようなインフラの整った『RVパーク』が日本でも少しでも増えるように、私もいろいろ仕掛けていきたいと思ってます。その時にはいろいろアドバイス&ご協力をお願いします!

    • 町田 より:

      >motor-homeさん、ようこそ
      当初の企画段階では、北米のRVパークと日本のRVパークを対比させながら、そのシステムの違い、利用状況の違いなどを語るという話を聞いていました。
      そのため、レンタルモーターホームで北米を旅行したときに撮った 「オアシスRVリゾート」 などの画像を用意して、その説明も局の方にメールで送ったのですが、その部分は収録時間の都合で見送られたようです。
      しかし、ディレクターの方々はそれをご覧になったでしょうから、番組構成のなかには反映されていたと思います。
      海外のRVパークに関しては、motor-homeさんの方がはるかに豊富な知識とデータをお持ちでしょうから、こちらこそ、またいろいろ勉強させてください。
       

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