自転車のハンドルの形

 
 自転車を買った。
 20年ぶりぐらいかな。

▼ 買ったのはコイツ 
 
 
 別に、自転車ブームに目覚めて … というほどのことでもないから、今回買ったのも普通のヤツ。
 といっても、「普通のヤツ」 にもいろいろと名前があるらしいので、WEBで情報を拾ってみたら、「シティサイクル」 というらしい。

 で、そのシティサイクルには 「基本型」 と 「婦人用 (ママチャリ) 」 というのがあるらしく、今回買ったのは、たぶん 「基本型」 といわれるヤツだと思う。
 しかし、「シティサイクル」 という言葉はママチャリの総称だという説もあったりするので、そこのところの真相はよく分からない。

▼ 自分が 「ママチャリ」 という言葉で理解しているタイプ

 自分のイメージでは、ママチャリというのは、ハンドルの取っ手がクニュ~ッと上に持ち上がっていて、カスタムハーレーなんかによく付いているチョッパーハンドルを少しおとなしくしたもの … という印象を持っているのだけれど、間違った理解なのだろうか。

▼ プチチョッパー …?

 で、「そろそろ自転車を新しくしたいなぁ …」 と思い始めた頃から、急に自転車のハンドルの形が気になり始めた。
 それまで、毎日通勤のために利用していたのだけれど、よその自転車のハンドルなど気にとめたこともなかった。

 で、よく周りを見てみると、最近のハンドルはわりと真っすぐした棒タイプであることを発見した。

▼ 自転車屋さんに並んでいる商品も、“棒タイプ” のハンドルが多い

 この棒タイプのハンドルにも、なんか名前が付いているのだろうと思って、やはりネットで調べてみたけれど、「ストレートハンドル」 (一説によるとトンボハンドル?) というのかもしれない、というところまで漕ぎつけたけれど、確証が取れない。

 ただこの “真っすぐタイプ” においても、厳密にいうと、純粋に真っ直ぐな棒状体になっているものは少なくて、たいていの場合、中心部 … ハンドルとフレームをくっつけている部分の中央寄りのところ (…なんていう表現で伝わるのだろうか?) … は、グリップより内側の部分が微妙にくびれている。

 この 「くびれ」 が何を意味しているのか分からない。

▼ 最近増えていると思ったハンドルの形。中央部に不思議なくびれがある

 これはごくごく私的な意見なんだけど、わざわざ曲げることにコストをかけなくたって、ストレートな棒状にすれば無駄な工程を減らせると思うのだが、そのへんはどうなんだろう。いちど業界の人にコトの真相を聞いてみたいと思っている。

 たぶん、デザイン的な意匠を追求するという意味があるんだろうけれど、今度はその形がカッコいいのかどうか、私には分からない。

 個人的には、カッコ悪いと思う。
 でも、おそらく、こういう (基本的には) 真っすぐな形状の方が、きっとマウンテンバイクっぽくてカッコいいなぁ … と感じる消費者が増えてきたんだろうな … ということは推測できる。

 私がカッコいいなと思うのは、競技用 (…それを 「ロードバイク」 というらしい) … の自転車に付いているドロップハンドル。
 で、少年時代に親にこれを買ってもらって、中学に入るまで乗っていた。
 
▼ ドロップハンドル。最近は違う言い方になっているのかも …
 
 ドロップ型ハンドルは確かにカッコいいんだけど、曲がった部分の下の方を持って走ると前屈みになって辛いし、かといってバーの平らなところに手をかけていると、ブレーキをかけるとき指の動きが変になる。
 で、案外 「乗りにくいんもんだ」 ということが分かって、これは一台だけでやめた。
 もっとも山道なんか登るときはいいんだろうけれど、あいにくウチの周りは有名な “関東平野” で、山がほとんどなかった。
 
 で、次に乗った自転車のハンドルは、横から見ると水平なんだけど、上から見下ろすと弓状に湾曲しているものだった。
 これは、けっこうカッコもいいし、運転も楽だったので、かなり気に入った。
 
▼ 「弓型ハンドル」 … という名前は勝手につけた

 その自転車が老朽化したので買い換えることにしたのだが、その自転車に付いているものと同じ形のハンドルは、もうどこの店でも売っていなかった。

 で、売っていたのは、わりとフラットで真っすぐなハンドルが付いていているものだったが、グリップのところがちょっと持ち上がっていた。
 といっても、ママチャリほど持ち上がっていなくて、見た感じはわりと水平に近かった。
 

 この形のハンドル (↑) もけっこう好きだったので、けっきょく20年ぐらい乗ったけど、さすがに20年乗ると、リムもヘタってくるし、前輪がゆらゆら揺れてライトも付かなくなってくるし、ギコギコ音が日増しに大きくなるし … という不都合がいろいろ出てきたので、2年ほど我慢したけれど、ついに新品に変えた。

 で、今回新しい自転車を買うときも、前と同じハンドルのものを選ぼうと思った。
 ところが、その自転車屋さんでは、その形のハンドルは値段の高い車種にしか付いていなかった。どれもみな変速ギア付きの、ちょっと高級タイプなのである。
 
 自分は安い自転車が欲しかったので、
 「安い価格の方で、高い自転車に付いているハンドルはないんですか?」 と店の人に尋ねたら、「ない」 という。
 だけど、ハンドルの交換だけなら1500円ぐらいだろうという話だったので、ハンドルだけ変えてもらうことにした。

 結局、交換用のハンドルが店に届いたのは 1週間後だったが、届くのが楽しみで、毎日 「届きましたか?」 と店を訪ねた。
 そのたびに 「まだなんです」 と言われ続けたが、ようやく新しいハンドルが店にやってきて、それに交換したときはうれしかった。

 でも、なんで、あまり機能と関係ないようなハンドルの形のみにこだわるのか、自分でもよく分からない。
 ま、多少ハンドルの幅が長くなったので、運転しやすくなったのは事実である。
 
 今はそのハンドルを交換した自転車に乗って、毎日駅近くの駐輪所まで行くのが楽しい。
 カミさんに買い物なんか頼まれて、休日にいそいそスーパーに行くときは、もっと楽しい。
  
  

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自転車のハンドルの形 への6件のコメント

  1. タイムジャンクション より:

    ママチャリのハンドルは確かに種類ありますね。ハンドルとフレームを繋いでいる部分(ハンドルステム)左右のくびれは確かに気になりますね。ライザーハンドルとかも呼びますが。おそらくポジション調整でハンドルの位置が多少自由度が増すのと、ハンドルの握る位置が高いと前傾し過ぎるのを防いで下りの道で乗りやすくするとか前カゴからの高さを稼ぐなどがあるようですが!?。
     
    自転車も扱っていますが、スポーツ車だとストレートな棒状で曲がり角(ベンド0~3°)とか種類があるだけです。それも厳密な名称って聴いたことないです。ほとんどが『ストレートタイプ』か『フラットタイプ』とだけです。

    アップハンドルと呼ばれているタイプは曲がりや国や自転車メーカーの純正品でいろいろな名称がありますね~♂

    ドロップハンドルだとちょうどブレーキレバーの付くあたりの曲がり方で昔からあるような丸いのが『シャローとかラウンド』わりとストレートだと『アナトミック』なんて分かれているんですけどね。

    • 町田 より:

      >タイムジャンクションさん、ようこそ
      ありがとうございます。
      ある程度、日頃の疑問が氷解しました!
      なるほど。
      ハンドルのそれぞれのくびれは、ポジショニングを調整することによって、ハンドル位置の自由度を確保するという意味があったんですね。
      そして、ママチャリのハンドル位置が高いのは、下りの道で前傾姿勢になりすぎるのを防いで、身体をある程度起こした状態に保つ目的があると。
      教えていただいて、よく納得です!

      確かに、ハンドルの名称とか、曲がりの角度みたいなものは、国や自転車メーカーによって、それぞれ異なるのでしょうね。ただ、おおまかな概念は、ご説明をうかがって、だいたいつかめました。

      それにしても、最近のシティタイプの自転車に多い、いわゆる 「ストレートタイプ」 といわれるハンドル。
      実は、最初に付いていたのが、それなんですけど、フラットな舗装路を走っていると、なんだかとても走りづらいように思いました。真っすぐ走らせるのには、けっこう小刻みな微調整が要求される感じで、安定を保ちにくいかな …と。
      それは、単に、そのハンドルの幅が短かったというだけの理由かもしれませんけれどね。
       

  2. 碧遂 より:

    こんにちは。
    2012年の古い記事にコメントして申し訳ありません。
    本文後半の交換したハンドルバーですが
    自分もこれくらいのややカーブした感じのバーを探してましたところ
    ここにたどり着いた次第ですが、このハンドルバーの商品名とか
    分かりましたら教えていただけませんか?
    面倒でなければお願い致します。

    • 町田 より:

      >碧遂さん、ようこそ
      ハンドルバーの件ですが、先ほど自分の自転車のそばに行って調べてみたのですが、誠に申し訳ないございませんが、商品名、メーカー名など、手掛かりになるようなものが何も確認できませんでした。

      自転車そのものは、全国チェーンの「セオサイクル」という店で買いました。
      そのとき、ハンドルだけは替えようと思い、他の自転車に付いていたハンドルを別オーダーで取り寄せてもらったのですが、そのときハンドルの商品名を知らなかったため、現物を指で示し、この形のハンドルに替えてください」と言っただけです。

      この形のハンドルは、タイプとしては「とんぼハンドル」というらしいですね。
      たぶん、ショップに問い合わせるときは、「とんぼハンドル」で通じるのではないでしょうか。

      ごめんなさい。あんまり確かなお答えができず、恐縮です。
       

      • 碧遂 より:

        返信遅くなって申し訳ありません。
        ご丁寧に有難うございました。
        写真見る限りではいわゆるトンボよりも
        カーブが緩い感じに見えましたので。

        また更に探してみます。
        有難うございました。

        • 町田 より:

          >碧遂さん、ようこそ
          こちらこそ、ご丁寧な返信をいただき、ありがとうございます。
          お役に立てずに、申し訳ありません。

          “いわゆるトンボ” よりカーブが緩いように見えるというのは、もしかしたら私の写真の撮り方がまずいのかもしれません。

          実は、この形のハンドルは前から好きで、1台前にはブリヂストンに乗っていたのですが、そのブリヂストンに付いてきたのもまったく同じタイプのハンドルでした。

          だから、よくある “汎用型” のハンドルだと思うのですが … 。

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