ケツが痛い、ついでに風邪

  
 昔から … なんだけど、
 「酒に弱いくせに、飲みだすと止まらない」
 という悪癖が自分にはある。

 どんどん飲めてしまうのだ。
 気持ちのよい仲間、気持ちのよい話題。
 そういったものが “ツマミ” になると、実際に口に入れるツマミなんかなくなって、ホースで給水タンクに水を注ぎこむように、満タンまで行ってしまう。

 で、どうなるか … というと、家路に帰る途中の路上で倒れて、「自分が倒れた音」 で目を覚ます。

 「ジャパン・キャンピングカーショー2012」 のレセプションパーティで、ビール、ウィスキー、焼酎のちゃんぽんを始めて、そのあと、いくつかのグループに声をかけてもらってハシゴして、最後は、この業界の長老から直にお声をかけてもらい、その人のキャンピングカーの中でしこたま飲んだ。

 そこを出たのが、夜中の 2時ぐらいだという。
 もちろん、自分では覚えていない。
 翌日、その方からお話をうかがうと、
 「さんざん酔って、失礼なことを次々と口にして、何度もグラスに注いだ酒をテーブルの上にぶちまけ、ステップから転がり落ちるように退席した」 … のだそうだ。

 その方は、笑いながら、
 「でも楽しかったよ」
 とは儀礼的に言ってくださったが、果たしてどんな暴言を吐いたやら。
 ほとんど記憶がない。
 
 自分のキャンピングカーに戻るまでに、少なくとも路上で 3回転倒している。
 つまり、歩きながら寝ていて、3度ほど目を覚ましたというわけだ。

 3度目の転倒が、致命傷となった。
 バンクベッドで目を覚ました後、尾てい骨のあたりがギンギンに痛い。

 骨折でもしたんではなかろうかと思い、月曜日は会社を休んで病院に行き、レントゲンを撮ってもらった。
 さいわい骨折までには至らなかったが、痛みが引くまでにはしばらくの時間を要するという。
 

 それと同時に、風邪をひいたのも痛い。
 くしゃみと鼻水が止まらない。
 鼻水が出始めて、これで4日目だけど、パッキングの壊れた蛇口みたいにポタポタと垂れ続ける。
 「オレの身体のどこにそんな水分があるのか?」 と感心するくらい流れ続ける。
 当日は、取材していても、腰は痛いわ、鼻水は垂れるわで、さんざんであった。
 
 4年ほど前だったか。
 やはり、このショーのとき、夜飲んでから電車で帰ろうとしたとき、海浜幕張駅のホームに上がる階段を踏み外して、一番上から下まで転がり落ちたことがある。
 あまりにも鮮やかに転がっていくので、自分でも爽快なくらいだった。

 そういう時は笑うしかない。
 笑いながら落ちていったので、それを見ていた人は、さぞや不気味だったろう。
 さいわいこの時は、ケガもしなかった。
 しかし、終電を逃して、けっきょくインターネットカフェで一夜を過ごした。

 まったく仕事で行ってんだか、なんだか分からない。 
 
 また恥ずかしい話を書いてしまった。
 
 

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ケツが痛い、ついでに風邪 への4件のコメント

  1. 刀猫 より:

    救急車ベースハイエースの電動プルダウンベットに感心していた時も
    尾てい骨ギンギンに痛かったわけですね、そうは見えませんでしたけど(笑)

    今回のショーで思ったことは、デザイン、仕上がり、ベース車への取り組み、技術力など
    ビルダーの力量の差がより広がった事です、もう少しユーザーの目が肥えてきたら
    淘汰されていくのでしょうね。

    • 町田 より:

      >刀猫さん、ようこそ
      あの “救急車ベースの電動プルダウンベッド” のバンコンは、確かにすごいクルマですね。あれは、あそこに至るまでの 「志 (こころざし)」 の高さが結実したクルマだと思います。
      まぁ、ケツが痛いのを我慢しながら撮影していましたけれど。

      確かに、おっしゃるように、「ビルダーの力量の差」 みたいなものが分かるショーでしたね。
      ただ、そのまますんなりと 「自然淘汰」 されていくのかどうか。
      というか、これからは、さらに頂点が高くなって、全体が吊り上げられていくような気もします。
      現状における “造りの差” というのは、技術力の差というよりも、「志」 の差だという気もするので、「うかうかしてはいられない」 と感じたビルダーさんは、それなりに刻苦勉励していくような気もします。
      だから、ピラミッドの形を維持しながら、その全体像が大きくなっていくのでは … などと思っています。

      暖かくなったら、また一緒にキャンプしたいですね。
      それを楽しみにしています。
       

  2. 渡部竜生 より:

    オオゥ!“大変なこと”になったというのは風の噂には聞いていましたが(笑
    あの、集まりのイケナイところは町田さんのおっしゃるように、際限なく面白い話が湧いて出てくるところですね…各地のショーで御一緒させていただいていますが、毎晩のように「あの…閉店のお時間なんですが」という店員さんの迷惑そうな顔を見ている気がします。

    幸い自分はいまのところ大事には至っていませんが、目が覚めたらホテルの部屋の床で寝ており、時計を見たら自分の講演の40分前!遅刻こそしませんでしたが、着の身着のまま、無精ヒゲ&無精ハゲで講演をするという、惨憺たる様を曝しました。

    車造りへの熱い想い、目に見えないこだわり、次回作の秘密はもちろん、音楽の話、趣味の話果ては貴重な人生訓まで!ショーの取材と同じくらい大事なんですよねぇ…

    次のショーはもうすぐですよ!御自愛ください。

    • 町田 より:

      >渡部竜生さん、ようこそ
      今回は、時間的にはちょっと短かったですけど、渡部さんを前にして、お話をうかがえたことは、とても楽しい記憶として残っています。ホント、いい集まりでしたね。
       
      ショーの会場で、お客さんを相手にして奮闘しているビルダーのスタッフから、その隙間をぬうように話を聞くより、ああいった飲み会の席上で語られることに耳を傾けている方が、もっと突っ込んだ取材になることは確かですね。
      だから、ついつい飲み過ぎてしまうんでしょうね。

      でも、ご一緒していただいた方々に、どこかでご迷惑をかけているのではないかと、いつも酔がさめてからヒヤヒヤしています。
      渡部さんに対しても、「もっと、 “オレはアメ車が好きだよ” って、堂々と謳った方が読者サービスになるんじゃねぇの?」 …なんて、生意気なことを言っちゃったかもしれません。お許しください。

      それにしても、渡部さんのショーの見方はさすがプロ。
      けっこう考えるヒントを盗ませていただいてます。
      これからも、いろいろとご指導ください。
       

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