病院は楽しい

 
 今、蜂窩織炎 (ほうかしきえん) の治療のため、日曜日以外、毎日病院に通っている。
 抗生物質の点滴を受けるためだ。
 これが毎日楽しみでしょうがない。
 
 何が楽しいのか。

 女医さんは美人だし、女性の看護師さんたちが、みな可愛いからだ。
 それがうれしくて、病院に通うことがちっとも苦痛ではない。
 きれいな女性スタッフに囲まれていると、ほんとにハッピー。
 キャバクラなんかに行くよりも、よっぽど楽しい。
 
 病人の看護に献身的な汗水垂らしている人たちを、“男の遊び場”との比較で語るのは、非常に不謹慎で、失礼なことかもしれないけれど、キャバクラに通う時間とお金があったなら ( … いつも行っているという意味ではなく、たまたまの例なんだけど) 、今は病院に通う方が楽しい。
 
 まず、第一に、健康的である。
 酒を飲むこともないし、室内にタバコの煙が充満することもない。
 騒音と変わらない音楽と人々のどよめきに心を乱されることもなく、「いらっしゃいませ。何かドリンクをごちそうになっていいかしら?」 とせがまれて、無駄なお金をつかわされることもない。
 
 それに、看護師さんたちは、言葉づかいが優しい。
 「また指名して。待ってるよ~ バア~イ」
 なんていう粗雑さがない。
 「どこか痛いところはありませんか?」と、あくまでも患者尊重の立場で、ものを言ってくる。
 
 声のかけ方が優しいだけではない。
 「点滴の針を通す」という行為を通じて、そっと肌にも触れてくれる!
 
 
 
 さらに、無用な気づかいをしなくてすむ。
 「君、何時にこの店出るのよ? 帰りに、一緒にラーメンでも食べる?」
 … なんてことを言わなくてもいいように対応してくれる。
 だから、
 「お客さんと一緒に帰ること禁じられているから、ごめんね」
 など言われるショックも経験しなくてすむ。
 
 ま、病院で遊ぶときにも、ルールというものはもちろん、ある。
 たとえば、点滴を受けるときに、(普通だったら)可愛い看護師さんの名前を覚えようと、名札を見るために、無理して首を捻ったりするのだが、そういうことをするとスケベジジイに思われるので、わざとそっぽを向いて、さりげない表情をつくる。
 病院遊びには、そういう紳士の礼儀も要求される。
 結果的に、無理に首を捻ったりしないので、首も痛くならない。
 
 何から何まで良いことずくめの病院通い。
 ああ、一生病院で暮らしたい。
  
  
参考記事 「点滴の天敵」
 
 

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病院は楽しい への4件のコメント

  1. スパンキー より:

    読んでいると、なんだか自虐的な気もするが、
    町田節に騙されて、羨ましいような気もする。
    不思議だな。
    ま、モノは考えよう、受け取り方次第なので、
    町田さんのポジティブさの勝利でしょうね?

    兎も角、はやく現場復帰してください。
    お大事に!

    • 町田 より:

      >スパンキーさん、ようこそ。
      お見通しですねぇ! 本当は、かなりやけっぱちな記事です。
      でも、「転んでもただじゃ起きねぇぞ」 という気持ちで、今の境遇を楽しめるように、気分を切り替えました。
      本当に 「美人」 のお医者さんや看護師さんが多い病院です。
      だから、あまり人気が出すぎて男の患者が多くなると、自分の持ち時間が減るから、あえて病院名は出さないんですけど (笑)。
      コメントありがとうございます。

  2. とっとこかズビシャス より:

    僕も入院の経験が有りますが、そう思いました。
    キャンカーの記事を楽しみにしています。
    お大事に。

    • 町田 より:

      >とっとこかズビシャスさん、ようこそ。
      励ましの言葉、ありがとうございます。
      入院は、けっこうシンドイものですが、 「神様が与えてくれた休息」 と思えば、それなりに気持ちの整理はつきますよね。
      「とっとこかズビシャス」 さんて、面白いハンドルネームですね。
      どういう由来があるのかよく分かりませんが、印象に残りました
       

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