ドリーム・エーティー 「ウォークⅡ」

ウォークⅡ

 北海道・帯広でキャンピングカー製造業を営むドリーム・エーティーの浅野さんが、ある日、面白いことを言った。
 「展示会で、車内に入った子供たちが入って飛び跳ねても、まったく気にしない」
 というのだ。
 
 普通、展示車両を子供の “遊び場” にされることは、ほとんどのビルダーが嫌がる。家具や装備類が壊されることもあるからだ。


 
 しかし、浅野さんに言わせると、 「それこそ “テスト” だ」 という。
 つまり、子供が壊してしまうようなところというのは、補強しなければならないところでもあるわけで、補強しても収まらない場合は、形状や構造を変えなければならない。
 そうやって子供たちに試されて、はじめて、安全な家具や安全な装備というものが生まれてくる。
 
 「うちの造るクルマは、昔から同じようなスタイルを踏襲しているように見えるかもしれませんが、実はお子さまたちに “鍛えられながら” (笑) 少しずつ家具の頑丈さや精度を高めてきています。それがウォークシリーズのロングセラーの秘密かもしれません」
 と、浅野さんは語る。
 
 現在、そのウォークシリーズは、主に3タイプに分かれている。
 メインとなるのは、ハイエースのスーパーロングをベースにしたウォーク (typeA) 。それをワイドワゴンに変えて、全長を若干切り詰めたのが、ウォークMC。
 
 この両者は、長さこそ違え、ともに1880㎜の豊かな車幅を持つ車で、キャンピングカーとしての居住性を確保するには必要な幅ともいえるが、それでも 「大きい」 と感じるユーザーがいるのも事実。
 
 そこで、新たに開発されたのが、このウォークⅡ。
 これは全長4.69m、全幅1.69mというコンパクトな標準ボディのハイルーフを使った仕様で、都市部の狭い道も苦にせず、日本の標準的サイズの駐車場 (5m×2m) ならば楽々と停められるところに特徴がある。


 
 それでいて、レイアウトや装備類はスーパーロングのウォーク type A とほとんど変わらず。前後向き可能なセカンドシートと横座りニの字のサードシートを使って、ワゴンにもキャンパーにも使えるような構造を維持している。
 
 ヘッドレストを収納する場所を確保するなど、ドリーム・エーティーの親切設計の精神はこのクルマにもしっかり根づいている。


 
 ドリーム・エーティー有限会社
北海道帯広市西20条南3-53-22
TEL:0155-36-7711
http://www.dream-a-t.jp/
E-mail:dream-at2@sepia.ocn.ne.jp

 ※ その他の詳しい情報は、『キャンピングカースーパーガイド2011』 (5月24日発売) をご参照ください。
 

カテゴリー: campingcar   パーマリンク

ドリーム・エーティー 「ウォークⅡ」 への4件のコメント

  1. 松本慎次 より:

    質問なんですが
    ウォークⅡは標準ルーフでは作れないのですか?
    もし作れるとしたら8ナンバーはとれるのですか?
    お願いします。

    • 町田 より:

      >松本慎次さん、ようこそ
      ウォークⅡの標準ルーフと8ナンバーの件は、直接ドリームエーティーさんに電話をかけてお尋ねしてみました。基本的に、標準ルーフにして、ベッドキットのようなものだけを載せることは 「できなくはない」 というお答えでした。

      ただ、それで 「8ナンバーを取るのは難しい」 とのこと。
      ご存知のように、8ナンバー取得には、キッチン前の室内高が160cm確保されていることが条件となりますが、もちろん標準ルーフの場合は、それが不可能。
      そこで、キッチン前の床を掘るという手段も考えられなくはないのですが、ドリームエーティーさんの場合は、「それではスペアタイヤを積むことが難しい」 との判断により、標準ルーフバージョンには躊躇されているとのことでした。

      もちろん、スペアタイヤなどにカバーをつけえて室内に積むということも考えられなくはないのですが、それだと室内の居住性も損なわれるのではないかと、ドリームエーティーさんでは懸念されているようです。
      詳しくは、直接お尋ねになられた方がいいかもしれませんね。親切に教えていただけると思います。
       

      • 松本慎次 より:

        返信遅れて申し訳ありません
        ありがとうございました。
        また何かありましたらよろしくお願いします。

        • 町田 より:

          >松本慎次さん、ようこそ
          わざわざご丁寧に返信までいただき、ありがとうございました。
          また、なんなりとご相談ください。
           

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">