ACSエテルノ・オクタービア

 
 キャンピングカーに使う電気を太陽光発電でまかなうという試みは、すでに相当前から行われている。バンコン、バスコン、キャブコンを問わず、おしなべてキャンピングカーのルーフは概して広くて平坦。ソーラーパネルを装着するには、実に都合がいい。

 ただ、現在の太陽光発電システムでは、赤外光などが素通りしてしまうため、変換効率があまりよくない。実際の太陽光エネルギーを20%も変換できればいい方だ。

 そういった意味で、今まではキャンピングカーに搭載されるソーラーパネルも照明機器などの消費電力の少ない電装品用か、バッテリー上がりを防止するぐらいの意味合いしかもたなかった。

 しかし、再生可能な自然エネルギーへの関心の高まりを反映し、ここに来て、各ビルダーも、バッテリー強化や高性能インバーターとの組み合わせによって、太陽光発電によって、冷蔵庫、I H クッキング、果てはエアコンまで駆動させようという試みを加速化させている。

 福島の原発事故による教訓から、今後は太陽光エネルギーの変換効率を上げるための研究がますます盛んになると思われるが、すでにシャープと東大のチームによる研究では、現在20%程度の変換効率を75%以上に高めるための理論をコンピューター解析によって突き止めたという。

 そのような研究成果が現実のものとなれば、(当初は高コストが予想されるが) ソーラーパネルを搭載しやすいキャンピングカーという自動車の蓄電能力は否が応でも高まる。

 ソーラーシステムの実用化に関しては先行するビルダーが他にもいるが、今回は、RVビックフットが提案している “ソーラーRV” の一例を紹介する。

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キャンピングカー スーパー ガイド2011』 ダイジェスト

ACS eterno Octavia (ACS エテルノ・オクタービア)
国産バスコンバージョン
ベース車:日野リエッセⅡショート
全長: 6255㎜
全幅: 2035㎜
全高: 2680㎜
乗車定員 7名/就寝定員 4名
価格 7,834,200円より

発売 有限会社アールブイビックフット (製作 RVビックフット)
埼玉県春日部市豊町6-32-10
TEL.: 048-763-5661
http://www.ccs-rv.com/
E-mail:ccs@rv-bigfoot.com

オール電化バスコンを目指した画期的な車種

RVビックフットが現在進めているオール電化システムを最もはっきりした形で体現しているのが、このACSエテルノ・オクタービアだ。 「ACS」 とは文字どおりACシステムの意味。これはインバーター、発電機といった従来のAC電源供給装置に頼るシステムをさらに一歩進め、クリーンエネルギーである太陽光発電を積極的に採り入れていこうというシステムで、ルーフ上に125Wのソーラーパネルを3枚搭載。それによって備蓄された電力を、105Ahのサブバッテリー4個と1.5kWのインバーターによる電力供給と有機的に組み合わせ、IH調理器、インバータータイプエアコン (op.) 、130リットル冷蔵庫などを駆動させようというもの。さらに15Ahの自動充電器も備えて万全の構えだ。すでにいくたの実験が繰り返され、現在のシステムの安定性も実証されている。自然エネルギーへの模索が始まった時代に、ひとつの提案を掲げた車ともいえる。

STAFF TALK
(有)アールブイビックフット
牧瀬芳一 代表

ACSエテルノ・オクタービアは、AC電源の供給がない場所でも、照明をつけながらエアコンを回し、冷蔵庫も稼動させることを目的に開発した車です。ご希望により窓埋めにも対応します。


 
  

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