RV (キャンピングカー) 好きの芸能人

 キャンピングカーに興味を持っている芸能人は多い。
 タレントの 「劇団ひとり」 さんが、週刊文春の連載エッセイ 『そのノブは心の扉』 で、こんなことを書いている。
 
劇団ひとりさん
 
 「キャンピングカーが欲しい。 『金を稼いで、いつか買ってやる』 。ずっと昔から抱いていた夢である」
 
 劇団ひとりさんが欲しいのは、取り回しのよい小型キャンピングカーだという。
 
 「アメリカのお金持ちたちが乗っていそうなバスみたいに大きいキャンピングカーも悪くないが、僕が欲しいのは日本の道路事情に合わせて造られたコンパクトなキャンピングカー」
 
 その中にベッドやキッチンなどが計算されて設置されているのを見ると、 「子供の頃に押入れの中にライトやテーブルを持ち込んで作った自分だけの城や、野原に仲間とダンボールで作った秘密基地を思い出す」 そうだ。
 
 ところが、悩みがひとつ。
 「嫁はまったく興味がない」
 
 そこで、もらってきたキャンピングカーのカタログを見せて、何度か打診してみるのだが、奥様の答は、いつも 「ふ~ん」 でおしまいだとか。
 
 ある! ある!
 そういうことって。
 きわめて、よくある光景に接したような気がして、読んでいて、とても親近感を感じた。
 そこで劇団ひとりさんは、何をたくらんだのか。
 
 「苦肉の策で、普段乗っているステーションワゴンを使ってキャンピングカー気分を出すことにした」 という。
 
 リヤ席のシートを倒し、そこにキャンプ用マットを敷き、布団を置いて寝る。
 フロントシートとリヤシートの間をカーテンで仕切る。
 エアコンの効きを補助するために、小さな扇風機を設置。
 読書用のLEDライトをつける。
 
 要は、 “車中泊仕様” をご自分でこさえたらしい。
 「まさに子供の頃に作った秘密基地さながら。この狭いカプセルホテルのような空間が無性に落ち着く」
 
 で、 「いつかはこれに乗って遠出して、何泊かしてみたい」 と思っていたのだとか。
 しかし、 「その願いも叶わなくなった」 という。
 
 お子さまが生まれて、秘密基地もベビーシートにその座を奪われ、その他の部品も 「泣く泣く撤去せざるを得ないはめに…」
 ご同情申しあげます。
 
 でも、最後の文句がふるっている。
 「まぁ、いいさ。もう少し子供が大きくなったら、今度は一緒に秘密基地を作ればいいんだからさ」
 
 いいパパだな。
 男のお子さんなんだろうか。
 きっと、一緒に “秘密基地” を作ったら楽しいと思う。
 
 でも、劇団ひとりさんに言いたい。
 「シンプルなキャンピングカーを買って、そこから秘密基地を作るのも楽しいよ」
 
 ステーションワゴンに “寝床” を作っても、やはりキャンピングカーのフルフラットなベッドの寝心地にはかなわない。
 また、室内で立って移動できるようなクルマの方が、長距離旅行するのなら楽。
 
 いつかはキャンピングカーを買った劇団ひとりさんのレポートを読んでみたい。 
  
 
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参考記事 「芸能人はキャンピングカーをどう使っているか」
 

 

カテゴリー: コラム&エッセイ   パーマリンク

RV (キャンピングカー) 好きの芸能人 への10件のコメント

  1. より:

    子供が居るからこそのキャンピングカーでしょう!
    ・夜出→深夜着→朝から遊び
    ・思い立ったらすぐ旅行
    ・出発直前の発病でのキャンセル不要
    ・授乳・おむつなど子どもの世話
     →トイレ付きなら渋滞も安心
    ・一家団欒で子どもも嬉しそう
    ひとりさんの場合、バンコンあたりがよさそうですかね。

  2. Yama より:

    >「まあいいさ。もう少し子供が大きくなったら、今度は一緒に秘密基地作ればいいんだからさ」
    本当に、いいですね~。
    残念ながら、私が購入できたときは、成人でしたから。
    劇団ひとり?というお名前も、なんか秘密基地、キャンピングカーと、心的に繋がると思いませんか。
    親近感を覚えました。

  3. おおきに! より:

    まさに!子供がちっちゃい頃が一番稼動率が高かったですね。
    いまは、嫁と二人仕様ですが、小さい子ならこのレイアウトで充分。
    うちのクルマ(バンコン)薦めちゃうな~

  4. aki より:

    町田さん、ご無沙汰しております。体調も回復されたようでいつも楽しく拝読しております。
    雷さんも書かれていますが、「子供が居るからこそのキャンピングカー」に同感です。で、今は「夫婦2人だからこそのキャンピングカー」の有り難さも実感しています。
    子供が小さい頃は、一筆書きの移動型キャンプよりも、キャンプ場などベースキャンプを決め、そこから放射状に行動するキャンプが多かったのでキャンピングトレーラーCasitaが重宝しました。
    子供が大きくなって移動が負担にならないようになった頃、とにかく車中泊のベッドとして広く使うことが出来るようDODGE VANを自分なりに改造したクルマになりました。
    そして子育てを卒業した今は、夫婦2人で宿のことを気にせずいつでも出掛けられる“常識的なサイズ”で取り回しが良いVW T5 Californiaに乗るようになりました。
    家族構成や遊びの目的などによって、適したキャンピングカーの種類は違うはずで、そういった面を上手にアドバイス頂けると、キャンピングカーオーナーはもっともっと増えるような気がします。

  5. 町田 より:

    >雷さん、ようこそ。
    >「子供がいるからこそキャンピングカー!」
    まさにその通りですね。
    実は、この秋に開かれた 「お台場くるま旅パラダイス」 の会場で、小さなお子さまのいらっしゃるキャンピングカーユーザーさんたちにインタビューしています (これはある企画のネタなので、まだ公表できないんですけど) 。
    皆さんが口々におっしゃっていたのが、 「子供がいるからこそキャンピングカー!」 。その理由は、まさに雷さんが挙げていた事柄なのですが、特に最後の 「一家団らんで子供も楽しそう」 というのが皆さんのひとつの強調点だったように思います。
    雷さん、ありがとうございます。
    またひとつ、その企画がうまくいくように感じられました。
     

  6. 町田 より:

    >Yama さん、ようこそ。
    実は、私の家も、子供といっしょにキャンピングカー旅行できたのはようやく中学になってからです。もっと小さい頃から購入しておけば良かったと思います。
    でも、買ってからすぐ子供の友達を3人ほど連れて千葉のキャンプ場に行きましたし、高校に入ってからは、やはり高校生の友だちを4人ほど連れて、キャンプ旅行をしました。
    その子たちは、いまだに 「あのときの旅行は面白かったな」 と言ってくれているそうです。
    キャンピングカー旅行は、親子の絆だけでなく、友人たちの絆も深めているのかもしれません。
    「劇団ひとり」 さんがキャンピングカーを買って、プライベートでは 「劇団ふたり」 とか 「劇団3人」 とかになるのを応援したいですね。
     

  7. 町田 より:

    >おおきに! さん、ようこそ。
    「劇団ひとり」 さんに合いそうなのは、やはりバンコンのようですね。今なら種類も多いので選択肢も広いし、きっとお気に入りのものが選べそうな気がします。
    おおきに! さん、ぜひ愛車を 「ひとり」 さんに薦めてあげてください。
     

  8. 町田 より:

    >aki さん、ようこそ。
    aki さんの “RV履歴” こそ、まさに 「くるま旅」 のアドバイスの好例であるように思います。
    実は、昨日 (金曜日) の夜、シェビーバンに乗っていらっしゃる63歳の都市開発デザイナーさんと丹沢の山奥で焚き火を楽しんできたのですが、その方は、子供たちとテントキャンプから始め、今はご夫婦で後部を “ベッド仕様” にしたフルサイズバンで、キャンプ旅行を楽しまれています。
    やはり同じように、その方も、ライフスタイルの変化に応じた様々な旅行スタイルがあるとおっしゃっていました。
    クリエイティブな気持ちがあるかぎり、いくつになっても楽しいRV旅行ができるということを、その63歳の方や、aki さんから教えてもらえたように思います。
    ※ このホビダスのコメント欄は、サーバーの容量の問題だと思いますが、UPされるまでに時間がかかり、そのため 「投稿ボタン」 を押すと、結果的に2重投稿、3重投稿になってしまいます。(自分のせいではないのですが) ご迷惑をおかけしました。
     

  9. 名無し より:

    キャンピングカーは子供5人いる、つるの君が持ってる。
    ハイエースみたいな。
    カムロード グローバル キング 3WAY冷蔵庫 シンクだったら8人
    7人家族だから、ちょうどいい。

    • 町田 より:

      >名無しさん、ようこそ
      キャンピングカーレポートありがとうございます。
      またいろいろなことをお教えください。
      楽しみにしております。
       

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