家事デー

 土曜日というのは、けっこう (個人的に) 忙しい日なのだ。
 
 いちおう会社が休みの日なので、 “家事デー” と決めている。
 一週間分の溜まった家事を集中的にこなす。
 布団を乾して、台所の洗い物をして、シンクを磨き、何回かに仕分けた洗濯物を日に乾したり乾燥機にかけたり、古新聞をまとめて結束し、風呂の栓を抜いて湯船を洗って、その間にカミさんの病院に行って、洗濯物を交換し、病院食も飽きただろうから、ちょっとしたおかずを買って、夕方それを持って病院に…ってなことをしていると、もう夜になる。
 
 そんなことをしているうちに、ようやく家庭内の “コスト” というものに気づくようになった。
 恥かしい話である。
 今まで何も気にせず洗濯物を乾燥機にブチ込んでいたけれど、 「こんな天気が良いんだから、日に乾せばいいじゃん…」 ってなことに、遅まきながら気づく。
 
 新聞だって、朝飛び起きて、深夜に帰ってくると、まったく読まない新聞も出てくる。
 今までは、カミさんが読んでいるなら、それでいいじゃん…と思っていたけれど、今だと、誰も読まなかった新聞をそのまま捨てることに、ものすごく心が痛む。
 休みの日に集中して読む…ったって、全部目を通すわけにもいかんしね。
 
 暖房だって、もう一部屋でいいんだから、お昼頃の陽の光が回っている時間帯は、パソコンのある自分の部屋にはこもらず、陽の差すリビングで過ごすようになった。
 そうすりゃ、温かいから、暖房しなくてもいい時間帯が生まれる。
 
リゾートホテルの庭 
▲ リビングから見えるわが家のプール
   …ってなわけないか。 

 
 エコロジーってのも、結局そういうことなんだろう。
 
 「地球資源を効率的に使う社会を実現するにはどうしたらいいか」
 なんてことを、個人レベルで、机上の空論として語っていても、な~んも進展しない。
 
 社会変革を議論の俎上に乗せて、ムーブメントをつくることも大切かもしれないけれど、そういう個人が、私生活で無駄なエネルギーを垂れ流していたら、まったく意味がない。
 大河の流れを、指一本でせき止めようということに近いけれど、結局それしかないように思う。
 
 家事をすべてカミさんに任せっきりだと、そういうことに気が回らなかった。
 「オレは仕事して稼いでいるんだぞ!」
 …だから、家庭内の切り盛りはお前の仕事だろ? ってな威張った意識が、やはり自分にもあったのね。
 反省。
  

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