モニター見過ぎて眼がしょぼしょぼ

 モニター見過ぎて目がショボショボ。
 朝の6時に目を覚まし、今の時間に至るまで、パソコンの画面を見つめっぱなしの1日だった。
 その間、席を立ったのは、メシを食うときと、トイレに行くときと、風呂に入ったときだけ。
 1日中、家で、仕事の原稿を書いていた。
 
自宅の部屋
 
 文章を書くことへの苦痛はないのだけれど、目がいうことをきかない。
 いつの間にか、モニターの文字がかすんでいることに気づく。
 そうすると、しばし天井を見上げたり、目をつぶったりして、視力の回復を待つ。
 だけど、時間がもったいないので、テキトーに切り上げて、またモニターに向かうのだけれど、どんどん文字がかすれて、霧の中に漂うようになってしまう。
 
 そういうときは、風呂に入るといいようだ。
 気のせいかもしれないが、湯船に浮かぶ蒸気が、ドライアイ症状に陥った目を潤してくれるようにも思う。
 
 仕事の原稿を書いているのは楽しい。
 しかし、書き始めるまでに、取材したメモや情報を整理しておく必要がある。
 実は、それが少し面倒。
 その重苦しさもあって、メモの整理に入る前に、ついつい爪を切ったり、パソコン脇のテレビをザッピングしたり、床のゴミを拾ったり、加湿器の水を補充したりしてしまう。
 だけど、取材した情報の整理が終わってしまえば、あとは一気。
 読者対象も訴求項目も定まっている原稿だから、書きながらあまり考え込むことがない。
 
 ブログの原稿を書くときは、まったくこれと逆。
 面白そうなテーマが浮かんだときは、そそくさと書き始める。
 しかし、途中から悩むことが多い。
 往々にして、書いているうちに、結論が、最初に考えたものとまったく逆になったりすることが起こるのだ。
 しかも、逆になってしまった方が、読み返すと文章の整合性が取れているように思えたりもする。
 そうなると、考え込む。
 最初に浮かんだ結論どおりに書き直すか。
 それとも、このまま突っ走るか。
 (案外、いい加減なんである)
 だから、入口に入るのは億劫だけど、出口までは真っ直ぐに走れる仕事の原稿と、入口は楽だが、出口を探して迷うブログの原稿では、かなり書き方が変る。
 
 ブログの原稿では、言葉一つ一つのイメージ喚起力を大事にしたいと思っている。
 仕事の原稿では、文章のよどみない流れを大事にしている。
 イメージ喚起力とは、音楽でいうシンコペーションと同じで、よどみなく流れる文章に、ちょっと歩調を狂わせるようなアクセントを入れると、効果が出るような気がする。
 
 同じ言葉でも、 「 」 (カッコ) に入れたり入れなかったりすることで生まれる言葉の差別化。
 体言止めを多用する箇所と、そうでない箇所の対比の妙。
 ズラズラと長い文章を続けた後で、ひと言だけポツンと置く単語の効果。
 そんなようなもの。
 わぁ、またブログに時間を取られてしまった!
 それでは、このまま明け方まで。

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モニター見過ぎて眼がしょぼしょぼ への4件のコメント

  1. Dreamin' より:

    いつも、楽しく読ませていただいております。
    記事の更新時間が2時ですから、朝の6時から換算すると…
    ほぼ20時間近く作業をしていたんですか!?
    本当にお疲れ様です。
    さて、仕事とブログの文章を書く際の違いについて、とても興味深く拝読しました。
    やはり、準備作業は大切ですね。
    仕事の記事を一気に仕上げられるのは、町田さんの技術と経験の賜物ですね。
    自分の場合ですと、情報の整理をした上で書き始めたというのに、結論に迷ってしまうことが多々あります。
    まだまだ、思考や情報整理が甘いようです。
    ただ、町田さんがおっしゃられたように、
    “あえて”結論を棚上げした文章にも、
    見方を変えれば様々な魅力があることがわかりました。
    言ってみれば、ロジック重視の仕事記事と、フィーリング重視のブログ記事でしょうか?
    とても、勉強になりました。
    ただ、20時間ぶっ続けはさすがにヤバイです。
    お体も大切にしてくださいね。

  2. Yama より:

    本が一杯詰まった部屋の写真。WOW。町田さんの書斎兼仕事場ですね。これは、本邦初公開!ではないですか?
    書くことのご苦心等、お仕事の一部も垣間見せていただきありがとうございます。
    ブログでは、毎日いろんな話題を、無料でご提供いただいている上に、私の時折の安易な書き込みにも、(目がショボつくこともあるでしょうに)丁寧にお返事いただき、なんか申し訳なく感じました。
    ブログで、多くの本をご紹介されますが(私も触発されて何冊か読みました)、いつ読まれるのですか?

  3. 町田 より:

    >Dreamin’ さん、ようこそ。
    「明け方まで」 なんて豪語してたクセして、この日はもう夜中の3時には寝てしまいました。
    「一気に記事を書き上げる」 といっても、私の仕事の場合は、昔からテーマが決まっていますから。
    Dreamin’ さんのように、そのつど異なるクライアントさんから、異なるテーマを与えられるのと違って、そのへんは楽です。
    Dreamin’ さんが注目されたように、「あえて結論を棚上げする」 ということは、案外大事なことかもしれません。
    誰もが納得するような 「結論」 を提示するよりも、誰もが気づきもしなかったような 「疑問」 を提示することの方が意義のあることで、それが、モノを書くときのコツでもありますね。
    そうは言っても、自分でも、なかなか守れないんですけど。
     

  4. 町田 より:

    >Yama さん、ようこそ。
    汚い部屋をお見せしてしまって、恥かしいかぎりです。
    実はこの写真は1年ぐらい前に撮ったもので、今はさらにゴミ屋敷化しています。
    >「安易な書き込み」 なんて、とんでもないです。Yama さんからのコメントはとっても刺激的で、いつも楽しみにしてます。こちらの未消化な感想文に対しても、いつも真摯な反応をいただいて、逆に感謝です。
    本を読むのは、基本的に通勤電車の中ですね。毎日往復80分ほど読めます。だけど、正味は40分ほどでしょうか。
    気づくと、本を開いたまま寝ていることの方が多くて…。
     

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