RV千差万別時代

東京CCショー01
 東京・江東区のビッグサイトで開かれている 「東京キャンピングカーショー」 を取材してきた。
 といっても、今回は、あまりクルマを取材していない。
 1日中ぐるぐると会場を回ったが、ほとんど来場者にインタビューしただけだった。
 「何を目的にこのショー来たのか?」
 「キャンピングカーを買うなら、何を優先順位のトップに掲げるか?」
 「今乗っているキャンピングカーを選んだ理由は何か?」
……等々、来場者が “キャンピングカー” というものに何を求め、何を期待して、何を実現できたのか。それを尋ねて回った。
 実に面白かった。
 いやいや、答は千差万別。
 それぞれ、微妙に 「キャンピングカーに求めるもの」 が違う。
 これでは、キャンピングカーのトレンド調査というものが、うまく成り立たないわけである。
 キャンピングカーでいちばん大事な要素として、ある人は 「サイズ」 だという。車庫事情や取り回しを考えると、コンパクトで小回りの利くクルマでないと、購買の対象にならないという。
 別の人がいうのは、 「車内の居住性」 。
 いかに広く、いかに快適に過ごせるか。それが大事。
 旦那さんが、 (カムロード系の) トラックベースの四角い感じがカッコいいといえば、隣りにいた奥さんは 「トラック顔はいや」 という。
 キャンピングカーを買ってから、キャンプ場に行かなくなったという人もいあれば、逆にキャンピングカーを買ってキャンプに興味を持ち、少しずつキャンプ用品を買い揃えるようになった、という人も。
 トレーラーに乗っている人は、 「トレーラーが最高!」 というし、バンコンユーザーは、それを選んだメリットを得々と話す。
 しかし、輸入モーターホームを買っている人は、それでなければ楽しめない遊び方をいろいろと話してくれる。
 話を聞いていると、それぞれみな理屈がしっかり通っており、どんな意見もいちいちうなずける。
 なのに、統計的な答を出そうとすると、ばーんらばら。
 
 これはどう考えればいいのか?
 キャンピングカー文化が熟成期に入ったのだな…と思う。
 
 「こういうクルマを買ったら、こう遊べ」 という押しつけが、もう通用しない時代が始まっているのだ。
 キャンピングカーを持っている人もまだ持っていない人も、それぞれ自分なりの 「使い方のイメージ」 というものをしっかり確保していると感じた。
 ある意味で、今までのトレンド分析などが意味をなさない、新しい文化が生まれてきているように思う。 

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