小さな災難

 行楽には絶好の日程に恵まれたGWだったが、5連休ついにどこにも行かずに終わってしまった。
 自分のキャンピングカーのマイナートラブル (…АC電源取入口のフタが外れてどこかに消えたこと) にも対処し、オイル交換もすませたばかりというのに、ちょっと残念。
 連休の遠出をひかえたかったのは、『キャンピングカースーパーガイド2009』 の編集が大詰めになる頃から感じていた “左腕の痺れ” が一向に収まる気配がないからだ。
 
 ようやく時間が取れて、連休が始まる直前に病院に行った。
 病状を訴えると、「首のレントゲンを撮りましょう」 ということになった。
 こちらは “脳梗塞” を疑って、頭のCTスキャナを撮ってもらうことを念頭に置いていたので、「首」 というのは意外だった。
 でも、お医者さんの見立てはさすが。
 首の骨のひとつが劣化して、「隙間が狭くなっている」 というのである。
 それによって神経が圧迫されて、それが痺れとなって感じられるというのだ。
 正式にいう 「頚椎炎」 。
 痺れがあるだけならいいけれど、首を曲げる角度によっては痛みが走る。
 パソコンを打っていると痺れの程度が強まる気がして、連休はほとんどパソコンにタッチするのをやめにした。
 …んなわけで、連休明けで出社して、今日はじめて久しぶりのパソコンを開いてみたという状況。
 こうやってキーボードを操作していても、いや、…別になんともないですな。
 少しは回復したのかな。
 もうひとつ災難。
 
 これも連休直前の出来事だったが、駅構内にあるカレー屋でカレーを食べていたところ、歯にガリっと当たったものがあった。
ガリッ!
 お米の中に石でも混じっていたのか?
 …と思って、歯に当たったものを取り出してみると、石ではなく、小さな金属片。
 虫歯の治療に使われる歯の詰め物と思われる。
 嫌だな…と思って、そっと店員に、
 「こんなものが入っていたけれど」
 と、小さな声で告げると、
 「申し訳ございません。新しいものに取り替えます」
 と新しいカレーを調達してくれた。
 店を出て、
 「それにしても、なぜ虫歯の詰め物がカレーの中に入ったのだろう。誰かのいたずらだろうか」
 …などと考えながら歩いていると、自分の奥歯の方が、なんとなくスースーと風通しがいいことに気がついた。
 舌を回して奥歯を撫でてみると、舌先がはっきりと “穴ボコ” を感知した。
 なんのことはない。
 気づかないうちに自分の歯の詰め物が取れてしまい、それを自分で噛んでしまったのだ。
 「カレー屋に申し訳ないことをしたな…」
 と思うと同時に、
 …あの金属片を取っておけばよかったな…と後悔した。
 どうせ歯医者に行くことになるだろうから、その詰め物を保存しておけば流用できるかもしれない、と考えたからだ。
 歯形に合わせて、新しい詰め物ができあがるまでにはけっこう日数を要する。
 だから、外れたものを持っていれば、それを手直しするだけで、すぐはめ直してもらえる。
 そう思ったんだけれど、いずれにせよ、今は手元にないのだからしょうがない。
 いやはや、身体の不調を訴えるようなことが重なってくると、つくづく歳をとったなぁ…と思う今日この頃であります。

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小さな災難 への4件のコメント

  1. TOMY より:

    こんにちは、町田さん
    しばらくブログが更新されていなかったので、何かあったのかと思っていたら、やはり・・・。
    お互いに体には気をつけなければいけない年齢ですので、小さなほころびの内に対処したほうが良いようですね。
    そういえば連休中に吉祥寺を紹介しているTV番組があり、「sometime」が出てきました。今ではお昼にランチを出しているようです。ジャズの生演奏を聞きながらの昼食なんてイキですね。

  2. 町田 より:

    TOMYさん、ようこそ。
    その番組、私も見ました。
    「sometime」の店内を久しぶりに見て、なつかしい気分になりました。ジャズの生演奏を聞きながら、しかもランチが1,000円以内だとか。予約が必要だと報じていましたね。
    吉祥寺という町は、学生時代からさんざん遊んだ町なんですよね。番組に紹介されていた店では、その時代から残っているなつかしい店もありました。
    ハーモニカ横丁の居酒屋などで、飲んだ記憶もあります。

  3. ムーンライト より:

    原因は「首」かもしれないと思っていました。
    私が20年ほど前になったことがあるからです。
    首の付け根に杭を打ち込まれているような痛み、腕の痺れ。
    首の牽引も痛くてできず、鍼で治しました。
    鍼治療代に10万円くらいかかって、お財布が痛かったのですが、
    首の激痛にはかえられませんでした。
    首の筋肉が疲労で弱り、骨を支えられなくなる。
    鍼の先生によると、原因は疲れだそうです。
    「カレーに入っていた金属片」がご自分の口から出た物だと
    すぐに気づかなかったのもお疲れだったからでしょう。
    「目」は大丈夫なのですか?
    私は中学生になってから急激に近視が進み、強度の近視です。
    それが近頃、遠くも近くもよく見えず、眼痛頭痛に悩まされ。
    検査を受けたところ、更に強度の近視&更に進行した老眼であることが判明しました。
    町田さんは目は大丈夫なんでしょうかしらね。
    随分、目も酷使なさっているでしょう?
    「キャンピングカースーパーガイド」。
    これからの時代、文字数を抑えても文字サイズを大きくという要望がでるのではないでしょうか?
    高齢の読者は増える一方でしょうから。
    自分で運転しなくなっても、町田さんの文章を読みたいというキャンピングカー好きの高齢者はいらっしゃるでしょう。
    イラストは町田さんの手になるものですか?
    うまいですね~。
    目が細かい文字に疲れた時に「イラスト」。
    すぐに疲れる目に優しいし、第一、オモシロイ!

  4. 町田 より:

    >ムーンライトさん、ようこそ。
    ムーンライトさんも、首の付け根の患いを経験されたのですね。
    あの首を捻ったときの痛みとか、手の痺れは本当に嫌なものですね。
    それもあって、昨今ちょっとパソコンの画面に見入るのが多少億劫になっているのも事実です。
    ご指摘のとおり、『キャンピングカー super ガイド』 は確かに一部文字の小さいところがありました。
    今回は、多少なりとも文字の級数を上げて、老眼鏡を使われるようなご高齢の読者にも、少しは読みやすいようにしたつもりです。なにしろ、校正している自分も辛くなってきたもので…。
    イラストは自分で描いたものですが、まぁ 「意味が伝わればいいか」 と。
    でも、やっぱり下手ですねぇ!
    これじゃとても漫画家などには成れなかったわけで、ご愛嬌だと思って勘弁してください。
    …でも、面白いもので、マンガで描く人間の顔というのは、無意識のうちに描いている本人の顔に似てくるといいますね。
    また、描いているときというのは、これも無意識のうちに、描こうと思っている表情を、自分で描きながら自分で演じているようです。
     

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