田中ケンさんのアウトドアライフ

 幕張で開かれた 「キャンピング&RVショー2009」 の会場で、アウトドア・ライフを広くプロデュースする田中ケンさんとお会いする機会があった。
 
 ファーストカスタムさんのブースで佐藤社長に取材していたとき、なんと隣りに座っていたのがケンさんだったのである。
 
田中ケン氏01
 
 アウトドア専門誌 『ガルヴィ』 にも連載を持ち、ライターとしても活躍している田中ケンさんだが、そもそも 『ポパイ』 や 『メンズクラブ』 でモデルを務めていた方だけに、こちらを向いてにっこり笑ってくれただけで、草原を吹き抜ける風のような爽やかさが広がった。
 
 ファーストカスタムの佐藤社長によると、今後は同社の商品開発においても、「キャンピングカーを使ったアウトドアライフ」 という広い視点からのアドバイスをもらうことになったのだとか。 
 ケンさんの後ろには、さっそくケンさんがモデルを務めるファーストカスタムのポスターが貼られていた。
 
 「町田さん紹介しましょうか?」
 と、佐藤社長がいってくださったので、のこのこと隣りの席に移って、ちょいとケンさんにインタビューさせてもらうことになった。
 
 そもそも、ケンさんがアウトドアに興味を持ったのは、どういうきっかけからだったのだろう。
 
 「僕の父親はドイツ系なんですけど、山が好きな男で、僕が小さい頃から “遊び” といえば山歩き。
 普通の旅行に行ったときでも、泊まるところいえばコテージのような場所。料理といえばバーベキューなどが多かったんですよ」
 とケンさんは語る。
  
 そういうわけで、遊ぶフィールといえば 「自然の中」 が当たり前という状態で過ごした少年時代。
 その後、モデルを務めた関係上、一時は東京の六本木、青山を遊び場所としたこともあったが、20代の頃に先輩とキャンプに行ったことがきっかけで、再びアウトドアの楽しさを再発見することになったという。
 
 ケンさんのアウトドア歴は20数年。
 テレビ、ラジオに出演するほか、原稿の執筆やイベントの企画、プロデュースなどの仕事をこなしながら、今でも年間200日はフィールドにいる。
 
 肩書きの 「快適生活研究家」 というのも、生活の中にアウトドアを採り入れることによって生活はもっと快適になる…という信念のもとに考案した肩書きだという。
 
 昨年の4月26日。念願のキャンプ場もオープンすることになった。
 
 『outside BASE (アウトサイドベース)
 というのが、キャンプ場名。
 場所は群馬県の北軽井沢。
 東京ドームの3倍ほどの広さを誇る大自然をできるだけ素直に残した作りが特徴だ。
 
ケンさんのキャンプ場01
 
 「管理人はスタッフの方にお願いしていますが、仕事があるとき以外は、僕もできるだけキャンプ場に出向いて、お客様といっしょにトレッキングを楽しんだりしています。
 近くにはロッククライミングもできる場所があるので、チャレンジしてみたい方がいらっしゃったら、ご一緒してもいいですよ」
 と、あくまでもきさくな田中ケンさん。
 
ケンさんのキャンプ場02
 
 仕事のコラボを通じて感じたファーストカスタムさんのキャンピングカーについて、印象を聞いてみた。
 
ファーストCG550EX
 
 「よそのメーカーさんのクルマに比べると、若干価格が高いような印象もありますが、僕は、その分良くできたキャンピングカーだという気がしています。
 特に、佐藤社長の造られているクルマだという安心感がありますね。
 社長とは、2年ほど前に、ある雑誌のページを作るときにご一緒させていただいてからのつき合いになりますが、とても信頼のできる方です。
 ちょっとガンコ (笑) 。
 でも、それは良い製品を造るためのこだわりから来るガンコなので、それがとても頼もしく感じられます」
 
ファースト佐藤社長01
 
 ファーストカスタムさんも、素敵な人と仕事を共にするようになったものだ。
 
田中ケン氏02

 最後に、田中ケンさんから “アウトドア観” を一言。
 
 「僕が思うアウトドアというのは、あくまでも遊び心が中心となったものなんですね。ドイツ系の父がそれを教えてくれました。
 アウトドアには、しっかりとした理念が必要ですが、それを表に出してしまったらつまらない。
 日本人は、それを表に出してしまって、ちょっと理屈っぽく語ってしまう傾向がありますね。
 でも、基本は遊び。
 あくまでも、ゆったりした気持ちで楽しまないとね」
 
 今の仕事が一段落したら、私もさっそくケンさんのキャンプ場を訪ねてみるつもりだ。
 
  

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田中ケンさんのアウトドアライフ への3件のコメント

  1. a_aji より:

    田中ケンさん。一度お話してみたい方のひとりですよね。なんか面白い話がいっぱい聞けそうな気がします。
    確か農地を借りて、そこにトレーラーをおいて、トレーラーの前にウッドデッキを作って…という感じで以前こちらにも書かれていた「クラインガルテン」の個人版みたいな感じで実践されていたと記憶しています。そちらの話も伺ってみたいですね。

  2. a_aji より:

    田中ケンさん、確かどこかに農地を借りて、そこにトレーラーを設置して私設のクラインガルテンみたいな楽しみも持っておられたかと。何かの雑誌記事で読みました。
    一度お会いしてみたいなぁ、と思っている方ではあります。

  3. 町田 より:

    >a_aji さん、ようこそ。
    田中ケンさんは、本当にアウトドアがお好きのようですね。ケンさんのブログを読んでみると、幕張ショーの見学を終えた後は、ご自分のキャンプ場に戻ってワカサギ釣りを楽しんでおられたようです。
    クラインガルテン構想も、きっと、そんな自然志向の気持ちから生まれてきたのでしょうね。
    ホントに、私ももう一度お会いした方です。
     

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