まち散歩 (横浜編)

 
 今日の「まち散歩」は横浜です。
 東京・渋谷駅で東横線の切符を買い、「元町・中華街」まで出てきました。
 で、駅から降りて見上げた景色がこんな感じ。
 はて … ジェットコースター (↓) でしょうか?
 
 
 
 きっと真っ直ぐな塔を建てようと思っているうちに、ぐにゃぐにゃと曲がってこんがらがってしまい、解くのがややっこしくなって、そのまま放置されてしまったのでしょう。
 それにしてもこのオブジェ。どこか『エイリアン1』をデザインしたギーガー風。
 こっち(↓)は宇宙探検の前線基地?
 

 
 ここら辺の風景は、まさに SF 映画に出てくる未来都市そのまんまです。
 そのため、この町は「みなとみらい」と名付けられました。
 “皆と未来を共有する”  という願いを込めて作られたネーミングです。
 
 
 
 ジェットコースターのある広場から、ちょっとビルの中に入ってみます。
 
 カミさんがトイレに行っている間に、靴を眺めました。
 最近の若者が履く靴は、なんでこんなに先が尖っているのだろう?
 満員電車の中で、つま先を踏まれる率だって高くなるだろうに…。
 
 
 
 要らぬ心配をしてしまう老人の私です。
 ちなみに、私の履いている靴は、ドナルドダックの足のように、つま先が広がっています。
 転がってきた100円玉を素早く見つけ、パッと足で踏んで隠してしまえるので、つま先は広い方が得です。
 

 
 これ(↓)は、同じビルの中にあったブーツ屋さんです。
 白い棚に黒のブーツを並べ、コントラストの妙を狙ったディスプレイです。
 ちょっと80年代っぽい。
 あの頃のデザイナーズブランドって白・黒が基調でしたよね。
 
 
 
 ビルの外に出てみると、池の中にぽっかり帆船が浮かんでおりました。
 「日本丸」(↓)です。
 石油燃料が枯渇する21世紀の後半を見据え、再び帆船の時代がくるかもしれない … ということを見越して開発されたものです。
 
 
 
 突如、(↓)海の底から浮上したマッコウクジラ 。
 もしかしたら、水に映ったビルの影かもしれません。
 
 
 
 こうして眺めると、(↓)「みなとみらい」は、海上に浮かんだ街であることが分かります。
 蜃気楼の街。幻想の街
 大津波に襲われたら、2階ぐらいまで浸かる街。
 
 
 
 赤レンガ倉庫(↓)まで歩いてきました。
 
 
 
 ちょっとした “ヨーロッパ” でんがな。
 フェルメールあたりが描きそうな、ネーデルランドの街並が再現されています。
 本物のレンガだから迫力が違いますね。
 
 横浜には、一瞬だけ外国旅行を味わったような気分になる風景がいっぱいあります。
 あちらこちらに、外国っぽい建物が、狭いエリアにわんさわんさと並んでいるんですねぇ。
 まるで、海外旅行の「ドンキホーテ」か「100円ショップ」という感覚です。

 何気なく建っている「横浜税関」(↓)のたたずまいもエキゾチック。
 建物のてっぺんにモスクを思わせる塔が立っていて、夕空に浮かぶシルエットは『飛んでイスタンブール』。
 …… そんな歌ありましたよね、昔。
 
 
 
 山下公園の手前まで歩くと、まだかすかに昔の「さびしい横浜」が残っております。
 コンクリート打ちっ放しの殺風景な岩壁。
 主(あるじ)のいない独りぼっちのボート。
 黄昏(たそがれ)の中に沈もうとする YOKOHAMA BAY。
 
 
 
 そして、どこからか流れてくる曲は、『My Fanny Valentine 』ならぬ、鳥羽一郎の『兄弟船』。
 こんな景色を見ながらの演歌は身にしみます。
 酒は熱燗ね。カシラ2本、塩で。
 … なんて言葉が、思わず喉まで出かかっちゃいそうです。

 ついに山下公園(↓)まで踏破。
 
 
 
 氷川丸にライトが灯り、ベンチに座った恋人たちが、互いに手を取りあってその明かりをうっとりと眺めています。
 ベンチは冷たいので、風邪など召しませぬように。

 さぁ、いよいよ散歩の終着駅。中華街。
 ひゃ、お祭りだぁ!
 
 
 
 何でしょう! このすさまじいほどに密集した明かり、明かり、明かり。
 中国漢字、日本語、英語がバコバコと弾け飛ぶ「文字の花火大会」。
 

 
 チンパンジーがバンバンジーを食べて、バンジージャンプを繰り返しているような街。
 やっぱ中華街はシュールだ!
 押井守のアニメ 『イノセンス』(↓)を思い出しました。
 
 

 この街には、有名な「ウィンドジャマー」(↓)というジャズバーがあります。

 「ウィンドジャマー」とは “帆船” という意味なんですね。
 その名のとおり、店内は昔の海賊船の中にいるようなインテリアで統一されていて、ちょっとしたテーマパーク。
 「女を口説くにはきっといいぞ」
 と、かつてモテない僕の友だちが教えてくれた店ですが、独身男が行ってもつまらない店です。
 「恋人」が欲しくなるだけですから。
  
 そんな店はさっさと素通りして、裏通りにある小さな中華料理屋に入り、エビチリソース、シュウマイ、ライス、杏仁豆腐がセットになって900円というディナーを食べ、肉饅頭10個入り800円のお土産を買って帰りました。
 

 
  
参考記事 「ジャズの空間(ウィンドジャマー)」
 
まち散歩 (田園調布編)
 
まち散歩(原宿編)

まち散歩(東京駅編)

 
    

カテゴリー: ヨタ話   パーマリンク

まち散歩 (横浜編) への6件のコメント

  1. より:

    散歩いいですね。私は新年からいい気になって歩きまわって足を痛めてしまいました。やはり無理はいけませんね。
    横浜ですか。たまに訪ねますが大好きな街です。
    たしかに昔の不良っぽさはなくなりましたね。
    横浜は25年ぐらい前でしょうか、町田さんの車で遊びに行きましたね。

  2. 町田 より:

    >凪さん、ようこそ。
    昔の横浜、素敵でしたね。まだ「BUND ホテル」 などが残っていた時代。今より街全体が暗くて、ちょっと危険な香りがあって、東京とは違う魅力がありましたね。
    25年前でしたか…。元町から本牧の方まで走りましたっけ。
    伝説の 『ゴールデンカップ』 はもう普通のレストランになっていましたけれど、確かに “不良っぽい” 雰囲気が残っていて素敵でした。
     今度一緒に散歩しましょうかね。
     

  3. 凪子 より:

    先ほどは名前、子が抜けてしまいました。地元散策ちい散歩いいですねえ。ぜひお願いしま~す。散歩~立ち飲みコース。

  4. スパンキー より:

    横浜、来たんですね!
    私は今週、仕事で関内です。
    いつもお決まりなんですが、会議が終わると中華街でお茶を飲みます。
    で、タバコを吸ってふっと気を抜くんですね。で、帰りに饅頭とかシュウマイを買って帰ります。
    ヨコハマも変わりましたね?まさに観光地です。
    他府県のナンバーをよく見かけます。
    ハマっ子の私でさえ、中華街はそのムカシ、気合い入れないと行く気がしない位に恐いところだったんですがね。
    それにしても、みなとみらいはちょっとお台場チック過ぎませんか?

  5. 町田 より:

    >凪子さん、ようこそ。
    ごめんなさい。「凪子」 の 「子」 が抜けていたのは知っていたのですが、もしかしたら、新しいハンドルネームに変えたのかと思って、そのままにしてしまいました。
    >「立ち飲み & 散歩」 いいですねぇ!
    今度ぜひ
     

  6. 町田 より:

    >スパンキーさん、ようこそ。
    ハマッ子のスパンキーさんですら、昔の中華街って怖かったのですか。
    今は本当に陽気で楽しい “観光地” ですね。
    でも、『ウィンドジャマー』 みたいな洒落た店もあって、やはり独特の風情がある街ですね。
    「みなとみらい」 は確かにお台場的ですね。
    SF的光景ではあっても、明るく、健康的で、あんまり私の趣味ではありません。
    やっぱ昔の本牧あたりの、洒落ているけど、暗い感じが好きですねぇ。
     

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