ネット世界の海底

 
 このブログは、基本的に、キャンピングカーを愛する方々に役に立つ情報や楽しいエピソードを提供したいという気持ちで綴っているつもりなのだが、最近、キャンピングカー以外のネタに関心を持ってくださる読者が増えたように思う。
 
 4日ほど前、何気なくテレビ朝日のドラマ 『敵は本能寺にあり』 の感想と、織田信長についての所感を書きとめてみたが、これに関連したアクセスがぴっくりするほど多い。

 それほどドラマそのものにインパクトがあったのだろうけれど、戦国時代の研究家でもないし、ドラマ通でもない私のような素人の書いたブログ記事に、これだけアクセスされる方がいると思うと、うれしい反面、ちょっと怖い。
 言い訳するつもりではないんだけど、間違った記事を書いても、 「俺、専門家じゃねぇからよ…」 って、逃げられなくなりそうな気分になる。
 こういう歴史モノは、私の趣味の範囲だから、間違った情報が混じっていても、まだ調べ直して修正できるけれど、内容と検索ワードが一致しない記事に関しては、どう責任を取っていいのやら…。

 たとえば 「オカマバー名古屋」 というワードでは、グーグルなどでは今のところこのブログがトップに来てしまう。
 その記事には、名古屋のオカマバーに関する記事など何一つ書かれていない。
 言葉だけが、内容を離れて一人歩きしている。
 なんだかブログって不思議な世界だ、とあらてめて思う。
 
 それにしても、小首をかしげるような面白い検索ワードが相変わらず多い。
 「心霊写真ひゃっ 力」
 気分的にはよく伝わってくるけれど、意味的には不明。

 「鞍馬天狗のおじさんは子供」
 これも意味不明。深読みすると、なにか哲学的なテーマでもはらんでいそうな気もする。
 
 「笑ってこらえて! 町田駅」
 どういう情報を求めて、どのページにアクセスされたのかは分からないけれど、なにか楽しそう。
 
 同じように、町田が絡む不思議な検索ワードでは 「火星紳士 町田」 というのもあった。
 「ブレードランナー 海老丼」
 1年前に書いた映画 『ブレードランナー』 の記事に関するアクセスは、いまだにときどきあるけれど、最後の “海老丼” というインパクトにおいては、これが一番。
 
 「髪ベンキバター落とす」
 こうなると、シュール感が漂う。どんなに想像力をふくらませても、この言葉が伝えようとする意味には思い
が及ばない。
 
 「だまして混浴妻」
 「全裸金粉」
 「叶姉妹のバストいくつ」
 「お尻を撫でた 死刑」
 「熟年男女の性愛画像」
 「休憩 男同士 町田」
 
 ああ…。どんどんヤバくなっていく。
 言っておくけど、けっしてエロ情報を流しているわけではないからね。
 ブログやホームページの検索ワードを調べると、その時代を生きる人々の欲望の形が分かる、といった人がいた。
 昔、どんな検索ワードを使って、どんな情報が求められているのか、それをリアルタイムで教えてくれるサイトを見たことがある。
 電光掲示板に流れるニュースのように、様々な言葉が無言のうちに、左から上がって右に消える。 
 
 調べる人間の素性が公表されないという安心感があるのか、それこそ、ナマの要求をあけすけに訴える用語が連続することもある。
 なんだか禁断のフタを開けて、闇の中で生起する人間の欲望をこっそり覗き見したような気分になった。
 文明の最先端を行くネット世界の海底には、意外と、人間の原初的な情動がのたうち回っているようだ。
  
 
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