オートキャンプにおける団塊マーケットシンポジウム

 
 アウトドア産業は、団塊世代に期待してはいけない(?)
 そんなショッキングな意見まで飛び出して、なかなか白熱した意見交換が見られた日本オート・キャンプ協会さん主催の「オートキャンプシンポジウム」。
 
 ヤジウマとして参加させていただいたが、5月30日に開かれたこのシンポジウムは、私にとって、実に有意義で、かつ面白いものだった。

 同企画は、日本のオートキャンプの発展を目的に、パネラーとして招待された各界の専門家と会場の視聴者が質疑応答を交わすなかで、オートキャンプのあるべき姿を模索するために行われるもので、今年で3回目。
 今回のテーマは、「2007年問題とオートキャンプ」。
 「オートキャンプルネッサンスは団塊の世代から」という副題も掲げられているように、今後のキャンプ人口の増大、キャンプ文化の興隆を、団塊世代の参入に求めようというのが趣旨。

230兆円の資産を持つ680万人の団塊世代

 なぜ、団塊の世代が大きなキーを握るのか?
 それは、人口的にも圧倒的なボリュームを持ち、経済的にも潤沢な資金を保有するこの世代が、定年退職後どのような消費行動を取るかによって、現在の市場がまったく再編成されてしまう可能性があるからだ。
 シンポジウムをコーディネートした、日本オート・キャンプ協会常任理事の1人である明瀬一裕氏の基調報告によると、1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)に生まれた団塊世代と呼ばれる人々の人口は、およそ680万人。
 世代的には、最大ボリュームを誇り、さらに退職金を含めたその人たちの金融資産は230兆円。
 これは、一人当たりの資産額で計算すると、2,600万円に相当するという。
 さらに、ある調査によると、この世代が関心を持つテーマは、
 「健康」「自然」「環境」。
 まさにオートキャンプの理念とピタリと一致!
 適切な広報が行き届けば、団塊世代の関心をオートキャンプに向けさせる可能性はかなり高いという観測が成り立つ。

団塊世代はキャンプ場に来ない

 では、実際の団塊世代は、現在オートキャンプにどのような関わり方を見せているのだろうか。
 パネラーとして参加した「有野実苑オートキャンプ場」の経営者である鈴木信夫氏は、 「キャンプ場には、団塊の世代はほとんど来ない」
 と、いきなり厳しい報告からスタートした。

 キャンプ場来場者の中心となっているのは、やはり“子育て真っ最中”と思えるようなヤングファミリー。
 場内を立ち歩くキャンパーのなかで、団塊世代の影は薄いという。
 しかし、同キャンプ場としては、利用料金のシニア割引を実施し、団塊世代が興味を示しそうな、「そば打ち体験」「陶芸教室」「野点(のだて)教室」などの様々なイベントを企画。
 シニアの利用者拡大に向けて、積極的なアピールを展開していくという熱意を表明した。

 「シニアキャンパークラブ」の会長である高橋邦夫氏は、すでにオートキャンプに馴染んでいるシニアという立場から、キャンプ未体験のシニア層へメッセージを託する形で、こう語った。
 「夫婦の良さというものを改めて確認するためにも、シニア夫婦のオートキャンプは実に有効。
 特にキャンピングクラブに所属して、他の夫婦の姿を眺めながら過ごすことによって、参加者の誰もが理想の夫婦像というものをイメージできるようになる」

 しかし、高橋氏は、シニアキャンパーには、ある特徴があることも指摘する。
 それは、年齢から来る体力的な問題もあり、テントを張るキャンプからキャンピングカーやコテージを利用するキャンプになるというのだ。
 同氏が会長を務める「シニアキャンパークラブ」では、現在キャンピングカー利用者が8割。テントキャンプは2割。
 そのテントキャンプ派も、冬の季節などは、ほとんどの人がコテージを利用しているという。

 この報告は、テントなどを開発している用品メーカーには少しショックな内容かもしれず、アウトドア産業におけるシニアマーケットというのも、各業種が均等に伸びるわけではなく、業種によってかたよりが生じる可能性があることを示唆するものとなった。

シニアのキャンプ場利用料金は適切か?

 では、キャンピングカーを利用するシニアユーザーの実態はどうなのか?
 キャンピングカー業界の意見を代表する形で、RVランドの経営者である阿部和麿氏がこれに答えた。
 同氏は、キャンピングカーを購入するシニア層が増えていることを認めつつも、それらのユーザーが、キャンプ場に足を運んでいるわけではないと観測し、次のように語った。
 「団塊の世代の平均的な金融資産が多いように思えても、ここにも格差が広がっており、潤沢な資金に恵まれていないシニア層の方が、数量的には増えている。
 キャンプ場で見かけるシニアが少ないというのは、やはり、現在のキャンプ場料金が高いと感じている人が多いからではないか」

 こう推測した後で、阿部氏は、 「キャンプ場で長期滞在するシニアキャンパーには、格安料金を設けるなど、時間的な余裕を持つシニアキャンパーが長逗留できるようなサービスを開発することが、今後のキャンプ場運営の鍵になる」 という見方を提示。
 さらには、
 「生活ゴミなどを放置したまま、道の駅などに長期滞在するキャンピングカーユーザーを白眼視する土地がぽつぽつと出始めている」
 という例を引き、
 「そういうユーザーの存在が社会問題として取り上げられない前に、そのような人々をキャンプ場へ誘致する
のが、今後の課題。 それには、キャンピングカーユーザーとキャンプ場との関係を、もっと密接なものにしていく方向を模索する必要がある」
 と結んだ。

 キャンプ場の立場を代表する有野実苑の鈴木氏も、シニアのキャンピングカーユーザーを誘致することが、これからのキャンプ場運営の鍵を握るという見方で、阿部氏と同意見。
 鈴木氏の経営するキャンプ場では、すでにキャンピングカーが入りやすいように、アプローチロードやサイトを改良し、AC電源サイトを80%まで増やし、30Aを供給できるものも増設していると語った。

“孫という存在に着目!》

 一方、団塊の世代にアプローチする視点を変えるべきではないか? という論点を提出したのが、パネラーの1人である用品メーカー「ロゴス」の代表柴田茂樹氏であった。
 同氏の見解はこうだ。

 「日本のオートキャンプは、小学生ぐらいの子供を持った若い家族によって支持され、盛り上がりを迎えた。 しかし、その盛り上がりの頂点ともいえる1990年代の中頃は、団塊世代の子供たちはみな高校生。家族キャンプに同行しない年になっていた。 だから、団塊世代の多くは、実はファミリーキャンプなるものを体験していない。むしろ彼らは、バブルによって獲得した余剰資金を海外旅行の方に向けた。 その世代に、キャンプの楽しさをアピールしようとしても、彼らの感受性にはその下地がない」

 では、団塊の世代が、オートキャンプの世界に参入してくるという期待は持てないのか?
 多くの参加者が、発言のゆくえを見守るように、柴田氏の方に熱い視線を向けるなか、同氏は、 「“お孫さん”という存在に目を向けることがキーとなる」
 という視点を提示。次のように続けた。
 「団塊の世代は、仲間を大事にする世代だ。しかし、仕事をリタイヤした後では、かつての同僚とのコミュニケーションもやがて薄れ、自分の子供たちは、職場で重要な仕事を任される歳になってきているので、接する時間も少なくなっている。 しかし、お孫さんという存在が、ちょうど宙に浮いている。
 だから、 孫と一緒に、テントを張ることにチャレンジする。
 孫と一緒に、野外で食事する楽しさを味わってみる。
 孫と一緒に、キャンプ場の菜園などで、収穫体験を学んでみる。
 そういう“孫と時間を共有するレジャー”だという認識を広めていけば、かなり共感を示す団塊世代が出てくるのではないか」
 このように発言した柴田氏は、キャンプ場の方でも、それをサポートしてあげる準備が必要となる、と説く。
 
 つまり、祖父・祖母に子供を託す両親たちに、そのキャンプ場が安全であることを保証する内容のインフォメーションを提供することが大事だという。
 たとえば、救急医療を行ってもらえる病院までの距離・時間の明示。
 あるいは、深夜であっても、緊急事態が発生したときは、管理人が親身になって対応する姿勢があるというアピール。
 そういうインフォメーションが整備されることによって、ヤングファミリーが祖父・祖母に子供を預けても安心であるという環境が整い、ファミリーキャンプに新しい家族構成が加わることになる。
 それが、柴田氏の基調報告の骨子だ。

団塊世代には、もう期待できない?

 この柴田氏のレポートをもって、パネラーからの基調報告は終わり、シンポジウムは質疑応答に移った。

 ところが、この質疑応答で、なんと、 「団塊の世代というのは、幻ではないのか?」 と疑義を提出する発言者が登場。参加者の顔が、その新たな展開に興味津々という感じに輝いた。
 まず、それを指摘したのは元『キャンパーニュース』編集長の竹本氏だが、その発言の骨子となるものは、次のようなものであった。
 
 「ここでは、団塊世代の定義を、昭和22年から24年に生まれた人としているが、このくくりを1年下げ、昭和25年までに生まれた人まで含めた方がいいのではないか。 人口のボリュームとしては、この年に生まれた人たちも、それまでの年に生まれた人と同じくらい多く、育った環境も同じで、気質的にも似通っているものが多い。
  昭和25年生まれの人まで入れるとなると、団塊世代の人口は約900万人。なんと、日本の人口の7割を占めるボリュームとなる。
  普通、これだけの人口ボリュームが形成されれば、すでにマーケットとしての動きが顕著に見えてくるはず。 
 それなのに、いまだアウトドア業界における「団塊マーケット」の特徴が見えてこないというのは、もうこのマーケットにおいては、団塊世代が時代をリードするエネルギーを持っていないことを証明する何よりの証拠。
 かつては、日本のオートキャンプも、欧米のようにシニア中心に移行し、キャンプ場に滞在する利用者もシニアの率が高くなると言われ続けてきた。
 しかし、その兆候はまったく見えない。
 もう、団塊の世代よりも、その下の世代に期待を寄せるべきではないか?
 幸いなことに、団塊ジュニアと呼ばれる世代が、団塊世代に続く人口的なボリュームゾーンを形成している。
 団塊ジュニアと言われる人たちの年齢は、今33歳から36歳。
 まさに、オートキャンプの中心となる子育て世代。
 その世代の総人口は794万人で、900万人といわれる団塊世代と比べても遜色がない。
  しかも、その世代の47.5%の人たちが、オートキャンプを経験しているというデータが揃っている。
 今後は、この人たちの潜在需要をもっと掘り起こすことを考えるべきだ。
 
 それには、オートキャンプを研究している学者たちの意見も取り上げえる必要がある。
 現に、オートキャンプを体験している子供たちと、そうでない子供たちを比較して調べてみると、キャンプ体験のある子供たちの方が、道徳感や責任感を強く持っているという研究成果もある。
 そのようなデータを積極的に活用し、団塊ジュニアへの広報体制を強化するべきである。

 こういう発言者も現れ、シンポジウムは一挙に盛り上がりの頂点へ。
 残念ながら、時間的な制限もあり、この議論の決着はつかなかったが、団塊の世代を考察するシンポジウムとしては、非常な厚みが生まれたように思う。
 団塊世代のマーケットを解析する議論は、ともすれば予定調和的な結論に陥りがちだ。
 参加者が、それぞれ宿題を抱えながら、帰途につけるなんて、これはやはり成功したシンポジウムではなかったかと思う。
  
 

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オートキャンプにおける団塊マーケットシンポジウム への4件のコメント

  1. HORI-Bon! より:

     我が家は(わたしは)ほぼ団塊ジュニアの年代になります。38歳です。子どもは小5・小2・3歳の3人です。
     我が家の場合、子どもらと過ごす時間をどう創りだすかと考えたとき、行き着いたのがキャンピングカーでした。購入したのは学校が週休2日になる1年前です。テレビでキャンピングカーでの遊び方を紹介している番組があり、遊びつかれて寝てしまう子どもの姿が印象的でした。週末の2日間を遊びつかれるまで遊ばせてやりたい・・日本中の山や川、海に足を伸ばして思いっきり遊ばせてやりたい。と思ったものでした。夢は一気に広がり、購入に至りました。
     それまではやはりキャンプ場に行きたいという思いが強かったのですが、キャンプ場で夜泣きがはじまったらどうしようとか、体力的に子どもの負担にならないかなどが頭をよぎり、キャンプ場に足を運ぶことはなかなかできませんでした。コテージもいいのですが、やっぱり1泊あたりの料金が気になったし、部屋数が限られておりいるため、直前の予約は難しい状況でした。
     そういった状況の我が家にとって、キャンピングカーは最適の選択だったと今も思います。金額は高いものでしたが、高い買い物をした気はしていません。が、キャンピングカーはやはり思い切りがいりますね。
     しかしながら、子育て世代の我が家にとって、団塊の世代の方々をはじめさらにその上の世代の方々から学ぶものは多いです。団塊の世代の方々がキャンピングカーで楽しまれ、またそこにご一緒させていただく機会があればさらにうれしく思います。
     長くなるのですが、キャラバンとキャンプ両方に適したキャンプ場というのは、意外と少ない気がします。キャラバンで利用するとなると、高速のICから近いとか、国道に近いとか・・道の駅と同じような立地条件が必要な気もします。キャンプのためにキャンプ場に行くのならいいのですが、キャラバンで利用するキャンプ場というのは、アクセスしやすく道の駅やSAよりも居心地がよくなければ利用者は増えないのでは?とも思います。
     たとえば、利用があまりなく閉鎖しそうなSAやPAをキャンプ場にするという方向をJHは考えてくれないでしょうか。。排気ガスやエンジン音がなく、静かに眠ることが出来るのなら、多少のお金を払っても我が家は利用すると思います。
     

  2. 町田 より:

    HORI-Bon!さん、いいアイデアですね!
    あまり利用されることもなく、閉鎖しそうなSAやPAをキャンプ場にするというのは、意外といいアイデアのような気がしました。
    テントキャンプもできるキャンプ場となると、管理機関をしっかり整えないといけないなどという多少難しい問題も出てくるのかもしれませんが、その敷地の一部を利用し、ACが取れたり、ダンプができたりするスペースを作るだけなら、コインパーキングと同じ原理で、無人でも可能なわけですし、そうなればキャンピングカーの利用客も出てくるでしょうから、JHの収益構造の一部を担うこともできるかもしれませんね。
    そんなに設備投資もかからないと思いますし…。どうなんでしょうか。もう少し専門家にも積極的に考えてもらいたい問題のような気もします。
    今回のHORI-Bon!さんのコメントには、かなり大事な問題が含まれているように思いました。
    実は、30日のシンポジウムでも指摘があったのですが、キャンプ場を積極的に使おうとしないキャンピングカーユーザーが多いというのは、料金を高いと感じるという人もいるからかもしれませんが、ひとつは立地条件の問題もあって、山奥のキャンプ場まで行ってしまうと、行くだけで相当時間を費やしてしまうという意識もあるからなんですね。
    限られた休みの間に、いろいろなところに行きたいというツーリング主体のレジャーを考えている人たちからすれば、そこがネックになっているように思えます。
    これは、バカンスに割ける時間が少ないという、現在の日本の労働条件の問題もあるのでしょうけれど、国や自治体のレジャー構想のなかに、「キャンピングカーによるレジャー」という発想がないからのような気もします。
    アメリカの「RVパーク」というのは、やはり国や州が相当力を入れてインフラを整備したという話も聞いています。
    いずれにせよ、キャンピングカーユーザーを意識した都市型のキャンプ場というのが、そろそろ出てきてもいいように感じています。
    いろいろな有意義なご指摘ありがとうございました。

  3. とりさん より:

    今回のシンポジュームは盛り上がったようですね。
    私もリタイア後はキャンピングカーの旅を楽しんでいますが、シニア世代のキャンパーが、オートキャンプ場を利用していないのは、本当に困ったものです。
    キャンプの経験が全く無い人が、キャンピングカーを購入し、主に道の駅などでP泊をして、駐車場をまるでキャンプ場のような使い方をしているケースが多くて、地元の方から顰蹙をかっているようです。
    彼等に悪気があるのではなく、キャンピングカーを販売する業者さんたちが、納車前にもっと事前教育をする必要があると思います。
    キャンプ場サイドとしても、シニア世代にもっと利用してもらうための知恵を出すべきで、料金の低廉化(シニア割引や平日割引、連泊割引などの採用、入場料や管理費などの廃止)利便性の向上(電源供給、ゴミ処理、汚水処理、ランドリーなど)と併せてアプローチ道路の改良(道路の幅員、樹木などの路面の高さ)などを検討す
    る必要があると思います。
    アウトドアソフトの一つに、キャンピングカーの取り扱い方法の研修などがあっても良いのではないでしょうか?(キャンピングカーオーナーを対象にしたアウトドアスクール開設など)

  4. 町田 より:

    とりさん様 とてもいいご指摘だと思いました。
    より良いキャンピングカー社会をつくるには、やはりキャンピングカーオーナーのマナーの向上。そして、キャンピングカーを受け入れてくれるキャンプ場さんの利便性の向上。
    この二つの歩み寄りが欠かせないように思います。
    ご指摘のとおり、キャンピングカーを販売される業者さんたちの意識の向上も当然必要になるでしょうね。
    ただ、これに関しては、最近は、ユーザーさんに納車する前にマナーへの提言をされる販売店さんも増えていると聞きます。
    日本RV協会さんも、ユーザーさんのマナーの向上ということに関して、積極的にテーマを掲げて動き出しています。
    また、キャンプ場さんの方も、集客効果を高めるためには、天候の悪い日でもキャンセルの少ないキャンピングカー利用者を積極的に誘致するのが得策ということに気づき始め、シニア割引、連泊割引、電源サイトの増設、アプローチ道路の改良などに手を染めているところも出てきています。
    ただ、いずれにせよ、まだみんな端緒についたばかりという感じですね。広く普及していくのは、これからのような気もします。
    とりさん様がご提案されるように、キャンピングカーオーナーを対象にしたアウトドアスクールの開設など、とてもいいアイデアだと感じました。
    キャンピングカーショーの会場などで、ときどき「初心者向け使い方教室」などが開かれていますが、もう少し規模を拡大して、それこそキャンプ場などを1泊借り切って、楽しいスクールを開設するなどというのもいいかもしれませんね。

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