昨日の続き (マイク真木さんとの対談企画)

 
《マイク真木さんとの対談企画》
 
【A】 さて、揚げ煎餅を取りに行くといって逃げ出した町田編集長をまた呼び出して、昨日の続きをやりますが…
【町田】 何やるの?
【B】 『キャンピングsuperガイド2007』の内容紹介ですよ。
【町】 もうだいたい話したよ。
【C】 今回後半部分に、マイク真木さんと日本RV協会会長の対談が載ってますよね。これはRV協会の広報誌『くるま旅』3号と内容が重複してますが、この本にも載せちゃっていいんですか?
【町】 だって、あの対談まとめたのはボクだもの。
 

 
【A】 マイクさんって、どんな人なのか、そこを知りたい。
【町】 すっごくいい人! いいことしゃべるよ。
【B】 おいくつぐらいの人なんですか?
【町】 1944年生まれというから、もう63歳だよね。だけど、いまだにアウトドアの現役。キャンプもやればサーフィンも楽しむ。船にも乗っている。
 千葉の九十九里に家を持っていて、ゲストハウスなんか手作りで作ってしまうし、お米も作ったりしている。
 時間があれば絵なんかも描いているしね。
 
【C】 枯れてないんですね。
【町】 とんでもない! 60代になってもジーンズが似合う最初の世代だよね。
【A】 町田さんなんかは親しみを感じる世代なんでしょうけれど、若い人は、知らない人もいるんじゃないですか?
【B】 いや、10年くらい前かな、「ビーチボーイズ」って、テレビドラマで民宿を経営しているサーフィン好きのオヤジの役をやっていたじゃない。
 
【C】 反町隆史、竹之内豊、広末涼子なんかが出ていたやつね。
【B】 だから、けっこう知っている若い人も多いんじゃない?
【町】 ドラマまんまのような生活を楽しんでいる人だよね。まぁ、僕らの世代になると、「バラが咲いた」のヒット曲をとばした日本最初の国民的フォーク歌手として有名な人なんだけどさ。

【A】 キャンピングカーなんかもお好きな方ですよね。
【町】 そうそう。確か最初の奥さんとの新婚旅行はモーターホームを使って長期旅行を楽しんでいるよね。
【B】 RV協会の会長さんとの対談って、どんなふうに進行したんですか?

【町】 要は、これから定年退職を迎える団塊の世代へ向けたひとつのライフスタイルの提言なんだよね。
 「スローライフ」とか「ロハス」などという言葉が生まれる前から、マイクさんはそういうスタイルの生活を楽しんでいたわけじゃない。どうしたら、そういうライフスタイルを取り込むことができるか。言葉でいうと、簡単だけど、なかなかむずかしいのよ。
【B】 極意があるんですかね。
 
【町】 そこなんだよね。そもそも「極意」なんてしゃっちこばっていたら、スローライフなんていう概念の正反対の方向に向かってしまう。
 対談のなかで繰り返しマイクさんが言っていたのは「成り行きまかせの人生」という言葉なんだよね。
 そもそも「バラが咲いた」というヒット曲も、マイクさんが必死になって売り込んだ曲じゃないんだよね。
 彼は、たまたまある歌手の代役としてデモテープを作っただけだったんだって。
 そうしたら、プロデューサーの人が「こっちの歌の方がいいよ」ってんで、自分の知らないうちに歌手にされ
てしまったらしい。
 スキー場のバイトから帰ってきたときに、クルマの中でラジオを聞いたら、自分の歌が流れているのでビックリしたと話していたよ。
 
【A】 才能のある人はいいな。
【町】 でも、その才能に頓着せずに、淡々と生きてきたというのが、あの人の持ち味だよね。
 覚えているかな …、1970年代のテレビコマーシャルでさ、「気楽に行こうよ、俺たちは …」っていう歌があってさ。ガス欠したクルマを鈴木ヒロミツさんが押しながら、「のんびり行こうよ、俺たちは」って歌っているの。
【B】 「気楽にいこう」という曲ですね。
 
【町】 そう。あれもマイクさんの作った歌なんだけどさ。彼はその歌のとおりに生きてきたような人だよね。
【C】 だからこそ、このせちがらい世の中では輝いているんだ。
【町】 いいこというね。そう、ボクたちがスピードをあげて追い求めてきた文明の進歩が裏目に出そうな時代になってくると、「のんびり行こうよ」というメッセージは、案外鋭い切れ味を秘めてくるような気がするよね。
 対談で収録されていない話で、けっこう面白いものがあるんだけど、それを話すとなると、また長くなるから…
 
【A】 あ、また揚げ煎餅を取りに行くといって逃げ出す気ですね。
【町】 いや、ちょっとオシッコ。
【B】 また、逃げちゃった。
   
 

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昨日の続き (マイク真木さんとの対談企画) への2件のコメント

  1. TJ より:

    マイク真木さんのお気に入りは軽トラックと庭の置いてある船のキャビンですかね!!
    自然に逆らわない生き方がいいです^^

  2. 町田 より:

    TJさんはマイクさんのこともよくご存知なんですね! いろいろなことを知っていらっしゃるので、いつも関心してしまいます。
    確かにマイクさんは「自然に逆らわない生き方」がサマになっている素敵な方ですね。
    お会いしたときの印象も、飄々(ひょうひょう)としていて、芸能人ぶるところがまったくなくて、いい感じで年を取っているという雰囲気でした。
    中高年が目指す理想の年輪の重ね方をしているな…という印象がありました。

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