新車レポート13 「エルア・ルミ」 2007

 
 《 RVビックフット 「エルア・ルミ 」》

 ハイエースのスーパーロングブームは、少し安定期に入った感じです。
 確かに、ボディが大きいので、架装したときの居住性は抜群ですが、ナローボディのクルマに比べると、多少取り回しが面倒になる…と思う人がいないわけではありません。

 そういうわけで、「何が何でもスーパーロング!」という一時の勢いは、多少沈静化してきたように思います。
 しかし、逆にスーパーロングだからこそ、可能になったレイアウトというものを、極めて意識的に追求するビルダーも現れるようになりました。
 たとえば、今までバスコンに求めるしかなかったようなコンセプトを、スーパーロングの広さを生かして実現する、というような動きですね。
 アールブイビックフットさんが開発した「エルア・ルミ」は、まさにそんな1台です。

エルア・<br />
ルミ外形 エルア・ルミ内装1
▲エルア・ルミ外装        ▲エルア・ルミ内装

 このクルマ。
 バスコンの2ルームのエッセンスが採り入れられています。
 広々としたL字ソファのすぐ後ろに、横座りの対面ダイネット。
 そして、その後ろは、どーんと大きなリヤ固定ベッド。

エ<br />
ルア・ルミ内装2 エルア・ルミ内装4
▲二の字ダイネット        ▲リヤ固定ベッド

 写真の撮り方によっては、同社の人気バスコンシリーズであるエポックμ2ルームに見えないこともありません。
 このレイアウトが実現できた秘密などこにあるのでしょう?
 スライドドアの中央近くまで張り出したギャレーボックスに注目!
 これが秘密ですね。

エ<br />
ルア・ルミ内装3 エルア・ルミ内装5
▲手前のギャレーに注目    ▲ベッド下のトランク

 実際に、スーパーロングのエントランス開口部は、贅沢なほど取られています。キャンピングカーとして使う場合は、これほど大きな出入り口を必要とするケースはまれでしょう。
 なら、いっそのことギャレーを、もうちょい前方に移動させ…。
 というわけで、2ダイネットを持つ2ルーム仕様が誕生したわけですね。
 Lラウンジを採用したがゆえに可能になったレイアウトです。

 シニアの2人旅に向いた仕様なのですが、お孫さんのような、可愛いゲストが不意に飛び込んできたときも、これなら充分に対応できます。
 セカンド二の字対面ダイネットは、ベッドメイクすると、1590㎜×780㎜。
 子供2人が寝られます。

 ところで「エルア・ルミ」。
 いったい何語なんでしょう。
 ハワイ語で「エルア」は2、「ルミ」は部屋。
 ずばり「2ルーム」という意味でした。

 お値段は、4,190、000円から。
 
 

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新車レポート13 「エルア・ルミ」 2007 への4件のコメント

  1. スパンキー より:

    このクルマ、素敵ですがトイレがないですよね? そこが気になりますね。あと、下世話な話になりますが、キャンピングカーって水の補給やトイレの始末ってどうなっているのですか?これは、ウチの奥さんからの質問です。私も分かりません。町田さん、よろしくです!

  2. 軽コロ より:

    スパンキーさん、私で恐縮ですが、お答えします。
    キャンピングカー(自走)での登録は、清水タンク(飲料水)が15L以上(20L以上だったかも)、排水タンク(グレータンクという)は清水タンクと同量かそれ以上の積載が義務づけられています。
    トイレのタンク(ブラックタンクという)はポータブルで5L~7L、カセット式で15L~20Lで、いずれにしても貯まったら捨てなければなりません。
    旅の途中、清水タンクの水がなくなったら補給しなければならず、キャンプ場なら簡単ですが、道の駅やサービスエリアですと、蛇口が低いので水汲みは大変ですし、またあまりそんな場所で補給していると「盗み」と同類に見られてマナー違反とされてしまうことがあります。道の駅などで事情を責任者の方に話すと、厨房などの蛇口で汲ませてもらえることもありますので、「勝手に水汲み」はなるべくならしないほうが良いです。
    グレータンクには洗い物をした後の合成洗剤が含まれたりするので、下水処理施設のあるトイレに流させてもらうかしないと、自然放出は×です。
    顔を洗ったりした水だから・・・と、私らトレーラーにはグレータンクがないので、垂れ流しにする人もいるのですが、それでも私は人目が気になってダメです。
    トイレのタンク中身を捨てる(ダンプするという)場合は、さらに注意が必要です。
    やはり持ち帰ってトイレに捨てるか、どうしようもないときは、道の駅やS.Aで断ってトイレに流させてもらうか・・・但し、トイレのタンクは「いかにも!」という形状なので人目が気になります^^;
    御指名でないのに長々とスンマセン

  3. 町田 より:

    トイレと給水のことを、軽コロが代わりに説明してくださったので、私から付け加えることはもうあまりないのですが、この「エルア・ルミ」というクルマの場合は、オプションとして、持ち運びが簡単なポータブルトイレを置いておくことになります。
    その場合、積むのはベッド下のリヤトランクということになるでしょう。
    では、どうやってそのトイレを使うのか。
    真ん中の二の字ダイネットのところにカーテンをつけて、そこを緊急用のトイレ室として使うことはできますね。
    ただ、小さな子供ならそれでいいとして、大人が使うのはどうか…という問題も出てきます。
    基本的に、このクルマの場合は、道の駅、高速のSA、PAなどの車外のトイレを使うことになるでしょう。
    乗用車で旅する場合、トイレが車内になくて困ったということは少ないことから考えても、トイレがなければならないというものでもありません。
    だから、バンコンの場合は、トイレルームを持っていないクルマの方が多いですね。
    給水の件ですが、シャワーを使うならともかく、私の場合は、それほど大量の水を使いません。飲料用の水はペットボトルを用意しますので、清水タンクの水は手を洗うか、汚れ物を簡単に洗うときに使うだけ。だから、ほとんどキャンプ場に行った時に給水するぐらいで間に合ってしまいます。
    汚水処理のマナーに関しては、軽コロさんのご意見が参考になります。
    キャンピングカーの水タンクの容量は限られているので、節約しながら使うということになりますが、日頃気にしなかった「水のありがたみ」というものが分かっていい経験ができます。
    水の残量に気を使うなんて、日常生活ではなかなか味わえないので、面白いものですよ。

  4. スパンキー より:

    軽コロさん、ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。なにも知らないものですら…。やはり、スポットの当たらない話なのかも知れませんが、オンナのひとは現実的です。即、指摘されましたからね。いろいろと苦労は付きものですね。しかし、町田さんのいわれるように「水のありがたみ」を知らない私には、とても参考になるものと思います。
    軽コロさん、町田さん、ありがとうございます。

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