新車レポート11 「SS540」 2007

 
《SS540》

 「名古屋キャンピングカーフェア2007」で取材した新車情報をお届けしましょう。
 まずは、トイファクトリーさんから、アクティブ・シニアに愛を込めて、「大人のトランポ」がリリースされました。
 
 SS540。
 ベース車は、ハイエース・スーパーロングです。
 SSとは、「スーぺリアル・スポーツ」の意味。「スーパースライド」と解釈しても可とのこと。
 スーパースライドとは何のことでしょう。
 この大容量のカーゴを見てください。
 セカンドシートとサードシートを前方へスライドさせれば、奥行き2,200㎜のカーゴスペースが誕生します。

SS540カーゴ
▲カーゴ状態

 ま、ここまではよくあるパターンですが、シートの操作性がひと味違います。
 サプリオのバタフライシートが使われているわけですが、フロアに鉄板を敷いて、スライドレールを溶接するという念入りな加工が施されています。
 そのためガタツキが解消。
 スムースで、安定感のあるシートアレンジが楽しめるようになりました。

 さて、ベッドを見てください。
 全面ベッドにすると、とにかく広い!
 カタログによると、2,800㎜×1,500㎜だそうです。
 テーブルの位置を調整すると、ベッド状態でもお座敷のちゃぶ台のように使えます。
 
S<br />
S540ベッド1 SS540ベッド2
▲ベッド状態
 
 トイファクトリーには、100系ハイエースの時代に、ベッドの広さを意地になって追求したティピーというモデルがありましたが、これはその再現版かもしれませんね。
 横幅1,880㎜のスーパーロングでこのベッドが実現されると、まぁ「ベッドカー」という表現がぴったり。
 さらに、「人がたくさん乗れる」というのも、このクルマの特徴です。
 特装車ベースの場合は8名。運転席が3人掛けとなるDXベースの場合は9名が、全員前を向いて移動できるようになっています。

 トイの藤井社長が自慢するのは、ギャレーの実用性。
 普通、このようなトランポ系バンコンの場合、シンクなどは8ナンバーを取るための“ちょい乗せシンク”になってしまうのが一般的ですが、このクルマではしっかりした深底ステンシンクが採用され、冷蔵庫(op.)の容量も40リットル。
 見せかけではない、キャンピングカーとしての機能を追及しているところがミソです。

 トランポといえば、「男の世界」というイメージがありますが、藤井社長にいわせると、「これは奥様にも喜んでもらえるトランポ」。
 なるほど、目のつけ所がGoodです!

<br />
SS540キッチン1 SS540キッチン2 
▲実用的なギャレー       ▲フラットなカウンターにも

 シンプルに、そしてクールに。
 カタログのキャッチは「Cool Wagon」。
 冷蔵庫がよく冷えるのかな…とも一瞬思いましたが、カッコいいという意味の“クール”ね。
 年輪を重ねても遊び心を失わない、大人のためのトランポです。
 
 お値段は、3,380,000円(2WD・DX)から。
 
 

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新車レポート11 「SS540」 2007 への4件のコメント

  1. 軽コロ より:

    ベッドカーとは旨い表現ですね。
    ゆったり寝られることを追求した車、バンコンも侮れない時代になりました。
    実は私は少々イジワルな性格なので、ベッドカーまでは納得、「じゃぁ、ギャレーは構造要件を満たすだけのものか」とたかをくくっておりましたが、ちゃんと解説が(汗)
    奥様をターゲットにした車とのことですが、私も出たときは料理担当なので、そのあたりが非常に気になります・・・が、これはなかなか良いですね。
    シンクの大きさもバンコンでしたら大きいほうですし、シンク右に設置されている調理器具も仕舞える表面フラットな調理スペースが素晴らしい。
    これなら調理だけでなく、食器洗いの際も右に置けるので非常に楽になると思います。
    こういった仕様は車室が比較的広いトレーラーでもなかなかありません。
    先般ここで紹介されたFENDTのように牽引免許要サイズならまだしも、一般のトレーラーでは本当に使えるギャレーはまだまだな部分も多くあります。
    今からは、自走・トレーラー問わず、国産仕様に期待したくなりますね。

  2. TJ より:

    昨日の富士は寒かったです、しかも控え室のないピットだったので隣のピットのキャンピングカーが羨ましいかったです。そして、帰りは渋滞にはまり・・そうなるとサービースエリアでキャンピングカーならベッドで寝られるんですね・・・かなり欲しくなってます。

  3. 町田 より:

    ハイエースのスーパーロングベースのバンコンがかなり出回るようになり、ちょっと供給過剰状態。そこで、最近のビルダーさんたちは、スーパーロングの広さをどう活用するのか。その空間活用方法に知恵をしぼるようになってきた感じがします。
    このSS540などは、「とにかくベッドを広く」ということにずばり焦点を当てて、大胆にそれを追求したクルマの1台ですね。
    それでいて、軽コロさんのお見立てどおり、ギャレーもそこそこの大きさを保っていて、しっかり使えそうです。
    シンクの広さと深さは、私のキャブコンに付いているものよりも大きい感じがします。

  4. 町田 より:

    TJさん お帰りなさい。富士からの画像、楽しんで見ていました。今日の写真は携帯から撮られたんですか?
    きれいな画像でびっくりです。
    この時期の富士は確かに寒いようですね。FFヒーターのあるキャンピングカーで体を温めるというのは、風邪をひかないためにも、いいのかもしれませんね。

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