新車レポート8 「ハイマーB660SL」 2007

《 HYMER B660SL 》

 2007年モデルの輸入車で、いま大いに注目を集めているモデルを1台ご紹介いたしましょう。
 ヨーロッパを代表するビルダーのハイマー社がリリースした「ハイマーモービルB660SL」です。
 ドイツのハイマー社は、世界でもトップクラスと認められるキャンピングカービルダーで、その製造規模から品質管理能力をつぶさに見ると、ビルダーというよりも、もう自動車メーカーに近い存在といえましょう。
 キャンピングカーのブランドとしては、乗用車の「メルセデス」や「BMW」と肩を並べるブランドです。
 それだけに、ハイマーの最高級車Sクラスともなれば、2,200万円以上という価格になります。

 このSクラスの室内を覗くと、もう本当に別世界が広がっています。
 そこで実現されているインテリアと快適装備は、「ホテルのスイートルーム」とか、「豪華マンション」などという陳腐な比喩を吹き飛ばしてくれるほど。
 そのうち日本にも、ハイマーのようなキャンピングカーがさらに浸透してくると、やがてテレビのキャスターたちが、
 「その部屋の豪華さは、まさにハイマーのSクラスを思わせるものです」
 などと、言い始めるような気がします。

 話が逸れました。
 で、そのSクラスのテイストをある程度残しつつ、装備内容やサイズを絞ってリーズナブルな価格にしたものが、Bクラスです。
 このBは、フィアットシャシーならば1,200万円ぐらいから。メルセデスシャシーなら1,500万円ぐらいから購入することができます。

ハイ<br />
マーB660SL外形 ハイマーB660インテリア全景
▲ハイマーB660SL        ▲インテリア
 
 Bクラスでは、Sと違って、床暖房がオプション設定にもないなど、若干の差別化は図られていますが、オプションを積み上げていくことによって、Sの仕様に近づけることができるそうです。
 B660SLのレイアウトは、L型ラウンジとリヤダブルベッドを特徴としたヨーロッパ車のスタンダードともいえるようなフロアプランになっています。
 リヤ固定ベッドの下は、大型ガレージ。
 そういう構造も、もうヨーロッパ車ではお馴染みですね。

ハイ<br />
マーB660ガレージ ハイマーB660シャワー室
▲大型ガレージ          ▲トイレ・シャワー室

 シニアカップルを想定したモデルなので、くつろぐのはL型ラウンジのところだけですが、不意のゲストを迎えたときは、運転席・助手席を回転させて、4人でテーブルを囲むスペースを作ることができます。

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ハイマーB660リビング ハイマーB660キッチン
▲リビング              ▲キッチン

 就寝は、リヤベッドが中心となりますが、フロントのプルダウンベッドを使うことによって、4名就寝が実現します。

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ハイマーB660プルダウン ハイマーB660オーバーヘッドコンソール
▲プルダウンベッド        ▲オーバーヘッドコンソール

 全長7,300㎜、全幅2,350㎜。
 全長が8mを超えるSクラスより長さが短いことも、日本で扱うには適しているかもしれません。
 
 そうそう、このB-SL。
 ヨーロッパの自動車雑誌『promobil』誌において、キャンピングカー部門で連続19回 1位に輝いているクルマだそうです(ハイマージャパンのカタログより)。
 
 

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新車レポート8 「ハイマーB660SL」 2007 への8件のコメント

  1. TJ より:

    いつかは、ハイマーと思いますけど普通車3台分くらいの駐車スペースが必要なのがネックですね。知人が所有していましたが2台分の駐車スペースだとサイズとしてはOKですが余裕がなさすぎるそうで、3台分いるそうです。でもいいキャンピングカーです。家にちかいですね^^

  2. 軽コロ より:

    このクラスになると私はもうため息しか出ません(汗)
    昨年末に旅した際、とある道の駅で泊まろうとしていたら、隣にHYMER B564がきました。564でも大きいな~と圧倒されました。窓からチラッと見えた室内はゴージャスで、どんな人が乗っているのだろう?とドキドキしていたら、40代後半と思わしき普通の御夫婦(失礼^^;)で、以前は長いことHYMERのトレーラーを牽いていたと気さくに話しかけて来られました。
    やはり、長年使っていると、このサイズ、この仕様に憧れるようになるのだとか。
    『仕様>価格』を十分に感じられるからこそ、1000万を超える車両でも人気があるのでしょうね。

  3. 町田 より:

    TJさん、こんばんわ。
    その昔、「いつかはクラウン」というトヨタのキャッチがありましたが、キャンピングカー乗りである限り、「いつかはハイマー」と思う方は、世界中に多くいるかもしれませんね。
    Sクラスともなると、やはり駐車場3台というスペースが必要になるかもしれません。
    ただ、今の私には、このクラスのクルマを買う以上に、その3台分の駐車場代を考えるだけで、もうため息が出そうで…。
    あ、こんなこと書いちゃいけないのかもしれませんけど。

  4. 町田 より:

    欧州の高級キャンピングカーもいろいろ日本に導入されていますが、ハイマーという会社には、やはり「文化」が感じられるような気がします。
    エコとか、安全などというテーマに生真面目に取り組むドイツ人らしい考え方を、一番感じさせるのがハイマーですね。
    このブランドが、単なる「高級車」としてのステータス性だけでなく、ある種の思想性を持っているところが、世界中の人々の共感を呼んでいる理由なのかもしれませんね。
    でも、軽コロさんと同じく、やはりこのくらいの価格のクルマになると、私ももうため息(汗)しか出ないんです。

  5. ma-kichi より:

    こんにちは
    はじめまして。実は今年の3月にハイマージャパンで実物を見てきた者です。
    それまでは、バーストナーにする予定でしたが、その日を境にして、頭の中はハイマー一色になりました。
    想像を越えた人を惹きつける魅力のある車でした。
    担当の方のアドバイスにより、2009モデルのB660SLにする予定です、今年の夏頃に09モデルの発表があるらしく、
    その後に詳細を詰めて決定します。

  6. 町田 より:

    >ma-kichiさん
    はじめまして。
    ハイマーの魅力というのは、言葉は穏当かどうか分かりませんが、“ 魔力 ”に近いニュアンスですよね。なんか、人を引っ張りこむ力が尋常ではありません。
    室内に入ると、「これ、キャンピングカーか?」 って、別世界に入ったような驚きがあります。
    09モデルのB660も楽しみですね。

  7. ma-kichi より:

    こんばんは町田さん
    魔力と言う言葉には同感です。
    我が子が生まれるまでの、待ち遠しい感じに似た感覚です。とても楽しみです。
    もし出来れば、ベース車両の詳細を教えて頂ければ、幸いです。よろしくお願いします。

  8. 町田 より:

    >ma-kichiさん
    >「わが子が生まれるまでの待ち遠しい感じに似た感覚」!
    よく分かります。
    気に入ったクルマの情報なら何でも知りたいという時って、誰にでもありますよね。
    まして、ハイマーなら。
    自分も最初のキャンピングカー 「ギャラクシー」 が納車されるまでの間、カタログから専門誌のちょっとした情報まで含めて、何でも手に入れていました。
    09モデルが入ったら、ハイマージャパンさんへ行って撮影してきます。

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