新車レポート7 「フェント トパーズ510TG」 2007

《FENDT トパーズ510TG》

 日本RV協会がまとめた「キャンピングカー白書2007」によると、現在日本で購入されているキャンピングカーの約1割がトレーラーだそうです。
 少ないな…と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、輸入キャンピングカーに限っていえば、トレーラーの比率はダントツです。
 過去10年に輸入されたキャンピングカーのなかでは、自走式のクラスCやクラスAなどを押え、トレーラーの占める構成比は約6割。
 特に、日本に導入できる北米モーターホームが激減してしまった05年には、トレーラーの占める率は輸入車の7割に迫りました。
 
 輸入トレーラーのなかでは、新しいブランドとして「フェント」がちょっとした旋風を巻き起こしています。
 昨年は、小型モデルのサファイアを中心とした展開でしたが、今年はワングレード上のトパーズがメインとなりました。
 全長7,030㎜、全幅2,300㎜、全高2,570㎜。
 堂々たる体躯です。
 車両重量は、1,320kg。
 もちろん、けん引免許の対応です。

 しかし、どうですか? この室内!
 トレーラーとは思えない豪華さですね。
 ちなみに車両本体価格は、税込み3,600,000円です。

 当然、装備も充実。
 112リットルの3ウェイ冷蔵庫、電子レンジ、FFヒーター、温水ボイラー、電動クッカーフードなどもみな標準。
 雰囲気といい、装備といい、「ホテルの一室」ともいえるほどの充実ぶりですね。さすが、けん引免許が必要なだけあって、大型トレーラーの余裕を示してくれます。

 最近のトレーラー購買者は、初心者でもいきなりけん引免許を取ってから来店する人が増えているとか。
 時代が変わってきましたね。
 確かに、多少のお金と時間はかかりますが、その分、トレーラーに対する感覚を養うことができるし、知識も増えます。普通免許でけん引できるライトトレーラーを引く場合でも、安心かもしれません。

 このクラスのトレーラーとなると、どういう人たちが買うのでしょうか。
 フェントジャパンの小松さんが見るところによると、
 「50代から60代前半ぐらいのシニア夫婦が多い」とか。
 トレーラーというと、ファミリーユーザーが多いような印象があるのですが、昨今は、団塊の世代をターゲットにした雑誌などでも、トレーラーライフを紹介するケースが増え、トレーラーに関心を持つ中高年が多くなっているということでした。

 フェントジャパンでは、フェントユーザーの拡大に対応し、別荘感覚でトレーラーライフを楽しめる新しいプランニングを展開中です。
 西冨士の「朝霧高原オートキャンプ場」の一角を「フェントパーク」と命名。そこにフェントユーザーのための、トレーラー保管場所を確保しました。
 月々の支払いは、8,400円。
 ヘッドだけで遊びに来て、ここで自由にキャンプを楽しむのもよし。さらに、けん引して表に出て、周辺のキャンプ場や観光地をめぐるのもよし。

 2007年3月17日(土)~18日(日)の2日間。フェントパークのお披露目のユーザーイベントを行うそうです。
 詳しくは、フェントジャパンさんへ。
 
 

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新車レポート7 「フェント トパーズ510TG」 2007 への2件のコメント

  1. 軽コロ より:

    FENDTは隣県の知り合いが持っていらっしゃるので、昨年車内を見せて頂いたのですが、中に入って最初に感じたのは、欧州車の気品の中に欧米車のような大胆なレイアウト、特にキッチン周りの使いやすさはこれまでの欧州車にはないアメリカンなものを感じたことです。
    昨日のアミティRR同様、使い勝手はアメリカン、内装はヨーロピアンという日本人好みな車であると思います。
    これだけ大胆なレイアウトにできるのも、牽引免許サイズであればこそですが、最近は年々トレーラーは大型化してきており、また町田編集長さんのおっしゃる通り、牽引免許を取得される方も増えてきました。
    先の知り合いは元々大型トレーラーを運転されていた方でしたが、最近ではライトトレーラー免許の制度ができてさらに後押ししているようですね。
    長くなりましたが、ヨーロピアンなFENDTは車軸が車体のほぼ中央にあるため、牽引車にかかる負担(荷重)が少ないため牽引車の選択肢が増えることも人気のカギではないかと思います。

  2. 町田 より:

    フェントの社長さんは、ヨーロッパのスタイルにこだわらず、アメリカのものでも、良いと思われるものは柔軟に採り入れていく人だという話を聞いたことがあります。たとえば、それまでヨーロッパではタブーとされていたブラックウィンドウを、アメリカの流儀にしたがって大胆に採り入れたり…。
    そういうところが、欧州車ながら、アメリカンテイストも漂わせている理由かもしれませんね。
    車軸の位置の話など、さすがトレーラーを熟知している軽コロさんらしい目配りだと思いました。
    また、有意義なコメントをお寄せください。
    楽しみにしております。

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