トンでも検索用語 Ⅱ

 
 検索エンジンを使ってお越しいただく読者の 「検索ワード」 を調べてみると、読者がどのような情報を求められているのか、また世の中の関心が、どのような方向に向いているのか、およその傾向が分かって面白い。
 
 今回は、昨年暮れに書いた 「トンでも検索用語」 の最近の傾向をレポートしてみたい。
 
 このブログにおいては、やはり圧倒的に多いのが、軽自動車キャンピングカーに関するアクセスである。
 「軽キャンカー」
 「軽自動車キャンピングカー」
 「小型キャンピングカー」
 …などという検索ワードでお越しいただいた方は、この1月だけでも約500件。昨年からの累計では、3,000アクセスを超える。
 
 それだけのご要望をいただきながら、このテーマでは思うような情報発信ができていないのは面映いかぎり。
 今後、こちらにも力を入れていきたい。
 
 それと同じくらい、最近増えてきたのは、団塊の世代とキャンピングカーを絡めた情報に対する検索。
 「退職夫婦 趣味 団塊」
 「団塊世代 キャンピングカー 背景」
 「団塊の世代の旅行形態」
 
 2007年に入って、団塊世代の定年退職が始まることを反映してか、昨年暮れあたりから、こういう検索がめっきりと増えてきた。
 
 ただ、団塊の世代というのは、それなりの悩みも抱えているらしく、
 「団塊 妻が夫を捨てるとき」
 「団塊世代 足りない」
 などという言葉の入力で、お越しいただいた方もいる。
 
 「妻が夫を捨てるとき」 という検索ワードもリアルだが、「足りない」 というのはどういう意味なのだろうか。
 「お金が足りない」
 「妻への配慮が足りない」
 「良識が足りない」
 いろいろ考えさせられるような含みもあって、かえって身につまされる。
 
 相変わらず、東京・町田市の情報を求められる方々も迷い込んで来られる。
 「町田第一小学校ってどんな学校」
 「町田在住 女性社長」
 「町田を舞台にした小説」
 「メイド喫茶町田」
 
 単に 「町田カラオケ」、「町田串揚げ」 というシンプルな検索から、より進化 (?) した感じだ。
 アカデミックなテーマに関する検索もバラエティに富んできた。
 
 「バウハウスに至るモダンデザインの展開」
 「西欧において体型的な衣装が始まった理由」
 「タイタニックとアールデコ映画」
 「アメリカ 60年代 スタインベック 大量消費」
 「ニッチ商品 多様化 ロングテール」
 「ロココ文化とは」
 
 こういう情報を求められる方に対しては、満足なお答えはできていないと思うが、このブログがなんらかのヒントになってくれればうれしい。
 
 しかし、ここ最近の傾向として、いちばん驚いているのは、「混浴温泉の盗撮」 に絡むアクセスが、ものすごい勢いで伸びていることだ。
 
 「混浴温泉 写真 女」
 「温泉 裸 盗撮スポット」
 
 これは昨年暮れに、群馬県の宝川温泉を取材で撮影したという記事を書いたことが影響している。
 その記事では、
 「昔は、取材記者に場内を撮影させたこともあったが、盗撮が社会問題になってきた今では、それは無理だろう」
 と書いたつもりだった。
 
 ところが、この 「混浴温泉 盗撮」 という言葉に、多くの方が騙された (?) らしい。
 たいていの方は、このブログを開かれてガッカリされたと思うが、こちらは急なアクセスの増加にびっくり。
 盗撮の犯罪性やモラルの問題があれだけマスコミなどで取り上げられたというのに、潜在的な部分では、男性の欲望の構造が少しも変っていないことを示唆する例かもしれない。
 
 一方、理解に苦しむような検索ワードも、相変わらずまぎれ込んで来る。
 
 最近の “不思議ワード” は、
 「クマ惑星少女映画」
 
 そういう映画でもあるのだろうか。
 ちなみに、私もこの言葉で検索してみたが、該当する情報は何もなく、もちろん私のブログにもたどり着くことはなかった。
 誰か、謎のクマ惑星少女を探してくれぇ!
 
 「競馬 ブラックミュージック 介護」
 
 これも謎の検索ワードだ。
 この三つの関連がまるで分からない。
 それとも、これは 「この三題話でコントでも作れ」 というリクエストなのだろうか。
 
 相変わらず 「ミニスカートのスナックママ」 に絡んだものも続いている。
 
 「スナックママと ○○○○ (個人名)」
 「俺バツイチとスナックママ」
 
 こちらの世界は、ますます “深みにハマってきた” 感じもする。
 
 「スナックママが客のことを好きと言った」
 という検索ワードもあった。
 書き込んだ方が、どういう心境で、何を知りたかったのか、手に取るように分かる。
 たぶん(推測するに)、スナックのママさんから、「好きよ」 という告白を受けたのだろう。
 
 それは本気なのか?
 それとも営業用のお世辞なのか?
 その真意を探るために、私のブログまでお越しいただいたのは身に余る光栄である。
 ただ、お役に立つような回答がなかったと思うので、ごめんなさい。
 こちらからメッセージを送ることはできないが、「頑張れ!」 と言いたくなってしまう。
 
 今回の 『傑作賞』 は、次のものに決定!
 「大塚愛の足のサイズが写ってる画像」
 
 う~ん…。意味がよぉーく分からないのだけれども、なんとなくこの言葉には、おかしみが漂っている。
 しかし、どうしてここまでたどり着けたのかは、まったくもって不明。大塚愛さんや足のサイズがテーマとなるような記事は、一度も載せたことがない。
 
 ちなみに、私も 「大塚愛 足のサイズ」 で検索をかけてみたが、30~40ページをめくっただけでは、ここにたどり着くことはなかった。
 
 前回と同じシメ方になるが、
 「遠路はるばる、ご苦労様でした」
 と言ってあげたい。
 

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トンでも検索用語 Ⅱ への4件のコメント

  1. 磯部 より:

    こうゆう話を聞くと、世の中にはホントいろいろな人がいるんだな~などと感心してしまいます。超ロングテールではありますね。これらのキーワードを意識して、町田さんがアフェリエイトでお小遣いを稼ぐというのも、ひとつの手ではないでしょぅか?
    なにか、鉱脈に近づいているのでは?

  2. 町田 より:

    アメリカ人が買い物をするとき、商品情報を仕入れる手段として、8割の人が検索エンジンに頼っているという話がありますけれど、これからは、マーケティングな視点からも、検索ワードの解析がますます本格化されていきそうに思えますね。
    アフェリエイトは今のところ考えてはいないのですが、検索ワードの解析から、ひょっとしたら、何かビジネスのアイデアの素になりそうなネタがひらめいてくるのではないかという予感は感じています。

  3. 軽コロ より:

    面白い統計(?)ですね。
    私は皆さんのような識者ではないのでHPの中でも語録が豊富ではないのですが、それでもやはり自分のアクセス解析をたまにしてみると、信じられない高尚なキーワードだったり、最低な言葉で検索されていたりします。
    今やキーワードすら高値で取引される時代になり、インターネット社会も現実と同じ俗世間になってきたように思います。
    それにしても、今日のブログで、さらに検索的中率が上がったのではありませんか?

  4. 町田 より:

    そうですか、キーワードまで高値で取引される時代になったのですか。人間の商魂ってたくましいものなんですね。
    しかし、言葉というのは、人類の共通の財産なんですけどね。それで儲ける人が出てくるというのは、軽コロさんのおっしゃるとおり、世の中全般が「俗世間」化されているのかもしれませんね。
    でも、キーワード解析って、なんか退屈しませんね。
    とても面白いです。

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