ロングライダース

 
 スロットルペダルをベタ踏みしても、120㎞が関の山の私のキャンピングカーは、高速では80~90㎞圏内が快適ゾーンです。
 アップテンポの曲が合わないんだな。
 自動車の疾走感より、馬の疾走感を感じさせる音楽の方が、クルマのリズムと合っています。
 
 というわけで、車内で一番聞いたアルバムが、この 「ロングライダース」 。
 1980年につくられた西部劇のサントラです。
 音を手がけるのは、ライ・クーダー。

 1870年頃のアメリカ中西部を舞台にした映画ですから、開拓民たちが焚き火の周りでフォークダンスを踊っているような曲がやたら印象的。
 
 でも、そののどかな雰囲気が良いんですねぇ、
 都会を離れ、やがて山が見えてきて、畑や田圃が広がり…というキャンプに行く前の気分を盛り上げてくれるのにぴったりです。
 
 映画の方もお気に入り。映画館で、ビデオで、DVDで。
 家でヒマができると、ほとんど無意識状態でDVDプレイヤーにこれを入れています。
 銀行強盗や列車強盗を働くジェームズ兄弟とヤンガー兄弟の物語なんですね。
 金持ちからお金を取るけれど、人の命は取らない。
 ってわけで、当時は人気者の悪党だったらしい。


 
 銃撃シーンは、サム・ペキンパー張りのストップモーションなども巧みに採り入れたバイオレンスチックな迫力がありますが、ピストルが出ない場面は、いたってのんびりしたもの。
 悪党には悪党なりの家族愛、兄弟愛があってほのぼのします。

 最後は悲しい結末が。
 音楽が牧歌的なので、その悲しさが逆に際立ってきます。
 
 ライ・クーダーはオリジナルアルバムも本当にいいけれど、映画音楽にも素敵な作品をいっぱい残していますね。
 キャンピングカーに相性のいいアーチストです。
 
 

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